まず、
(12)f1+(13)f2+f3=000 を成分ごとに書き下します。
(12)×1+(13)×0+3(12)×1+(13)×1−2(12)×2+(13)×(−1)+5=000 これにより、次の連立方程式が得られます。
(1) (12)+3=0 (2) (12)+(13)−2=0 (3) 2×(12)−(13)+5=0 (1)より、(12)=−3 これを(2)に代入すると、−3+(13)−2=0 念のため、(3)に(12)=−3と(13)=5を代入すると、2×(−3)−5+5=−6=0なので(3)は満たされません。 しかし、問題文には上記の式が成り立つことが書かれているので、式(3)を満たす解が必要になります。
そこで(1)から(12)=−3が得られるので、これを(2)と(3)に代入します。 (2)より、−3+(13)−2=0となり、(13)=5 (3)より、2×(−3)−(13)+5=0となり、−6−(13)+5=0 式(2)と(3)から異なる値が出てきたため、(2)と(3)を同時に満たす(13)は存在しません。 ここで、問題文に
a+(10)b+(11)c=0 と書かれており、問題文をよく見ると(10), (11)にも空欄があり、ここも埋める必要がありそうです。
x1f1+x2f2+x3f3=v x1+3x3x1+x2−2x32x1−x2+5x3=abc x1+3x3=a x1+x2−2x3=b 2x1−x2+5x3=c x2=b−x1+2x3 2x1−(b−x1+2x3)+5x3=c 3x1+3x3=b+c x1=−3x3+a 3(−3x3+a)+3x3=b+c −9x3+3a+3x3=b+c −6x3=b+c−3a x3=−61b−61c+21a x1=−3(−61b−61c+21a)+a=21b+21c−23a+a=21b+21c−21a x2=b−(21b+21c−21a)+2(−61b−61c+21a)=31a+32b−32c この解が存在しないような条件を探します。
上記の連立方程式が解を持たない場合、a+(10)b+(11)c=0を満たす必要があります。 ここで、
−3f1+5f2+f3=0 より、−3112+501−1+3−25=000 上記の関係より、x1=−3, x2=5, x3=1のとき、 x1f1+x2f2+x3f3=abc=000 なので、a=0,b=0,c=0 と仮定すると、
a+(10)b+(11)c=0 は常に満たされます。
(12)f1+(13)f2+f3=0より、−3f1+5f2+f3=0が成り立つから、 (12)=−3, (13)=5