関数 $y = ax + b$ ($-1 \leq x \leq 2$)の値域が $-3 \leq y \leq 3$ となるように、定数 $a$, $b$ の値を定める。ただし、$a > 0$ とする。

代数学一次関数値域連立方程式
2025/7/8

1. 問題の内容

関数 y=ax+by = ax + b1x2-1 \leq x \leq 2)の値域が 3y3-3 \leq y \leq 3 となるように、定数 aa, bb の値を定める。ただし、a>0a > 0 とする。

2. 解き方の手順

a>0a > 0 なので、関数 y=ax+by = ax + b は増加関数である。
したがって、xx が最小値をとるとき yy も最小値をとり、xx が最大値をとるとき yy も最大値をとる。
つまり、x=1x = -1 のとき y=3y = -3x=2x = 2 のとき y=3y = 3 となる。
これを式にすると、
a+b=3-a + b = -3
2a+b=32a + b = 3
この連立方程式を解く。2番目の式から1番目の式を引くと、
3a=63a = 6
a=2a = 2
これを1番目の式に代入すると、
2+b=3-2 + b = -3
b=1b = -1
したがって、a=2a = 2, b=1b = -1 である。

3. 最終的な答え

a=2a = 2, b=1b = -1

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