1. 問題の内容
と の最大公約数が となるような 以下の自然数 の個数を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、 と の最大公約数が であることから、これらの数は の倍数である必要があります。
したがって、、 と表せます ( は自然数)。
と の最大公約数が である条件を利用するため、これらの式を組み合わせて を消去することを考えます。
より、
より、
ここで、は整数であるので、はの倍数である必要がある。
(は自然数)とおける。
は整数である必要があるので、先程のを用いる
に、を代入すると、
が整数になるには、がの倍数になればよい。
(は整数)
を代入していくと、のとき、より、より、、となり整数ではない。
の一の位がになればよいので、の一の位がになるを考える。
とおける。(qは0以上の整数)
この式ではが整数にならない。
互除法を用いる。
よって、 は の倍数でなければならない。 また、 は の倍数ではない必要がある。
と表せる ( は自然数)。
このとき
したがって、 となるためには、との最大公約数が1または7でなければならない。
が偶数のとき、は奇数、は偶数なので最大公約数は1
が奇数のとき、は奇数、は奇数なので最大公約数はあり得る。
より、
は から までの自然数。
より、 は の倍数ではない必要がある。
が の倍数ではないためには、 が偶数であってはならない。したがって、 は奇数である必要がある。
の 個の奇数。
のとき、
のとき、
のとき、
のとき、
のとき、
のとき、
のとき、
がの倍数でないことを確認する。
これらはすべての倍数ではないので問題ない。
最終的な答えは7個。
3. 最終的な答え
7個