1. 問題の内容
自然数 に対して、 が4の倍数であることを数学的帰納法を用いて証明する。
2. 解き方の手順
数学的帰納法を用いて証明を行う。
(1) のとき:
となり、4の倍数である。したがって、 のとき、 は4の倍数である。
(2) のとき、 が4の倍数であると仮定する。
すなわち、( は整数)とおける。
(3) のとき:
が4の倍数であることを示す。
は整数であるから、 は4の倍数である。
(4) 結論
(1)と(3)より、数学的帰納法によって、すべての自然数 に対して、 は4の倍数である。
3. 最終的な答え
すべての自然数 に対して、 は4の倍数である。