長方形ABCDにおいて、AB = 3cm、AD = 4cm である。対角線BDで折り返したとき、重なった部分(三角形BDE)の面積を求める問題である。ここでEは、Aが折り返された後の点A'がCDと交わる点である。
2025/7/9
## 解答
1. **問題の内容**
長方形ABCDにおいて、AB = 3cm、AD = 4cm である。対角線BDで折り返したとき、重なった部分(三角形BDE)の面積を求める問題である。ここでEは、Aが折り返された後の点A'がCDと交わる点である。
2. **解き方の手順**
まず、長方形ABCDの面積を求める。
長方形の面積は、縦の長さ × 横の長さなので、
次に、 の面積を求める。
の面積は、長方形ABCDの面積の半分なので、
の面積を求めることを考える。ここで、は、と合同な三角形から、を除いたものと考えることができる。とは合同であるため、である。
と置くと、である。
長方形であることから、なので、となる。
したがって、である。
は直角三角形であり、, であるので、である。
である。
の面積を求めるには、DEの長さを求める必要がある。
ここで、 とおくと、。は直角三角形であるから、が成り立つ。なので、
解の公式より、
より、
なので、
この方法は複雑なので別の方法を考える。
重なった部分の面積は、長方形ABCDの面積から、の面積を引いたものと考えることができる。
なので、は直線CD上にある。
ここで、hは点EからBDに下ろした垂線の長さである。
ここで、の面積は、である。