円 $x^2 + y^2 + x - 3y = 0$ について、以下の問いに答えます。 (1) この円の中心の座標と半径を求めます。 (2) この円と中心が同じで点 $(2, 1)$ を通る円の方程式を求めます。

幾何学座標平面接線外心線分の長さ
2025/7/9
はい、承知いたしました。画像の問題を解いていきます。
**問題9**

1. 問題の内容

x2+y2+x3y=0x^2 + y^2 + x - 3y = 0 について、以下の問いに答えます。
(1) この円の中心の座標と半径を求めます。
(2) この円と中心が同じで点 (2,1)(2, 1) を通る円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
円の方程式を平方完成します。
x2+x+y23y=0x^2 + x + y^2 - 3y = 0
(x+12)2(12)2+(y32)2(32)2=0(x + \frac{1}{2})^2 - (\frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 - (\frac{3}{2})^2 = 0
(x+12)2+(y32)2=14+94=104=52(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{1}{4} + \frac{9}{4} = \frac{10}{4} = \frac{5}{2}
よって、中心の座標は (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2})、半径は 52=102\sqrt{\frac{5}{2}} = \frac{\sqrt{10}}{2} です。
(2)
中心が (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2}) であり、点 (2,1)(2, 1) を通る円の方程式を求めます。
円の半径 rr は、中心と点 (2,1)(2, 1) の距離で求められます。
r2=(2(12))2+(132)2=(52)2+(12)2=254+14=264=132r^2 = (2 - (-\frac{1}{2}))^2 + (1 - \frac{3}{2})^2 = (\frac{5}{2})^2 + (-\frac{1}{2})^2 = \frac{25}{4} + \frac{1}{4} = \frac{26}{4} = \frac{13}{2}
よって、求める円の方程式は、
(x+12)2+(y32)2=132(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{13}{2}

3. 最終的な答え

(1) 中心の座標は (12,32)(-\frac{1}{2}, \frac{3}{2})、半径は 102\frac{\sqrt{10}}{2}
(2) (x+12)2+(y32)2=132(x + \frac{1}{2})^2 + (y - \frac{3}{2})^2 = \frac{13}{2}
**問題10**

1. 問題の内容

3点 A(2,1)A(-2, 1), B(1,4)B(1, 4), C(0,5)C(0, 5) を頂点とする ABC\triangle ABC の外心の座標を求めます。

2. 解き方の手順

外心は、三角形の各辺の垂直二等分線の交点です。
まず、辺 ABAB の垂直二等分線を求めます。
ABAB の中点は (2+12,1+42)=(12,52)(\frac{-2+1}{2}, \frac{1+4}{2}) = (-\frac{1}{2}, \frac{5}{2})
ABAB の傾きは 411(2)=33=1\frac{4-1}{1-(-2)} = \frac{3}{3} = 1
ABAB の垂直二等分線の傾きは 1-1
ABAB の垂直二等分線の方程式は
y52=1(x+12)y - \frac{5}{2} = -1(x + \frac{1}{2})
y=x12+52=x+2y = -x - \frac{1}{2} + \frac{5}{2} = -x + 2
次に、辺 BCBC の垂直二等分線を求めます。
BCBC の中点は (1+02,4+52)=(12,92)(\frac{1+0}{2}, \frac{4+5}{2}) = (\frac{1}{2}, \frac{9}{2})
BCBC の傾きは 5401=11=1\frac{5-4}{0-1} = \frac{1}{-1} = -1
BCBC の垂直二等分線の傾きは 11
BCBC の垂直二等分線の方程式は
y92=1(x12)y - \frac{9}{2} = 1(x - \frac{1}{2})
y=x12+92=x+4y = x - \frac{1}{2} + \frac{9}{2} = x + 4
2つの垂直二等分線の交点を求めます。
x+2=x+4-x + 2 = x + 4
2x=22x = -2
x=1x = -1
y=1+4=3y = -1 + 4 = 3
よって、外心の座標は (1,3)(-1, 3) です。

3. 最終的な答え

外心の座標は (1,3)(-1, 3)
**問題11**

1. 問題の内容

直線 y=x2y = x - 2 が円 x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 によって切り取られてできる線分の長さを求めます。

2. 解き方の手順

直線と円の交点を求めます。
x2+(x2)2=10x^2 + (x - 2)^2 = 10
x2+x24x+4=10x^2 + x^2 - 4x + 4 = 10
2x24x6=02x^2 - 4x - 6 = 0
x22x3=0x^2 - 2x - 3 = 0
(x3)(x+1)=0(x - 3)(x + 1) = 0
x=3,1x = 3, -1
x=3x = 3 のとき y=32=1y = 3 - 2 = 1
x=1x = -1 のとき y=12=3y = -1 - 2 = -3
交点は (3,1)(3, 1)(1,3)(-1, -3) です。
線分の長さは、2点間の距離で求められます。
(3(1))2+(1(3))2=42+42=16+16=32=42\sqrt{(3 - (-1))^2 + (1 - (-3))^2} = \sqrt{4^2 + 4^2} = \sqrt{16 + 16} = \sqrt{32} = 4\sqrt{2}

3. 最終的な答え

線分の長さは 424\sqrt{2}
**問題12**

1. 問題の内容

x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 ... (1) と直線 x+3y+c=0x + 3y + c = 0 ... (2) が交わるとします。
(1) 定数 cc の値の範囲を求めます。
(2) c=5c = -5 とするとき、円(1)と直線(2)の2つの交点と原点Oの3点を通る円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
円の中心 (0,0)(0, 0) と直線 x+3y+c=0x + 3y + c = 0 の距離が、円の半径 5\sqrt{5} 以下であれば、円と直線は交わります。
距離 d=0+3(0)+c12+32=c10d = \frac{|0 + 3(0) + c|}{\sqrt{1^2 + 3^2}} = \frac{|c|}{\sqrt{10}}
c105\frac{|c|}{\sqrt{10}} \le \sqrt{5}
c50=52|c| \le \sqrt{50} = 5\sqrt{2}
52c52-5\sqrt{2} \le c \le 5\sqrt{2}
(2)
c=5c = -5 のとき、直線は x+3y5=0x + 3y - 5 = 0 です。
x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 と直線 x+3y5=0x + 3y - 5 = 0 の交点を通る円の方程式は、
x2+y25+k(x+3y5)=0x^2 + y^2 - 5 + k(x + 3y - 5) = 0 と表されます。
この円が原点を通ることから、x=0x = 0, y=0y = 0 を代入すると、
0+05+k(0+05)=00 + 0 - 5 + k(0 + 0 - 5) = 0
55k=0-5 - 5k = 0
k=1k = -1
したがって、求める円の方程式は、
x2+y25(x+3y5)=0x^2 + y^2 - 5 - (x + 3y - 5) = 0
x2+y2x3y=0x^2 + y^2 - x - 3y = 0

3. 最終的な答え

(1) 52c52-5\sqrt{2} \le c \le 5\sqrt{2}
(2) x2+y2x3y=0x^2 + y^2 - x - 3y = 0
**問題13**

1. 問題の内容

(4,2)(4, 2) から円 x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 に引いた2つの接線の接点をA, Bとします。
(1) 2点A, Bの座標を求めます。
(2) 直線ABの方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は x1x+y1y=10x_1x + y_1y = 10 です。
この接線が点 (4,2)(4, 2) を通るので、
4x1+2y1=104x_1 + 2y_1 = 10
2x1+y1=52x_1 + y_1 = 5
y1=52x1y_1 = 5 - 2x_1
(x1,y1)(x_1, y_1) は円上にあるので、
x12+y12=10x_1^2 + y_1^2 = 10
x12+(52x1)2=10x_1^2 + (5 - 2x_1)^2 = 10
x12+2520x1+4x12=10x_1^2 + 25 - 20x_1 + 4x_1^2 = 10
5x1220x1+15=05x_1^2 - 20x_1 + 15 = 0
x124x1+3=0x_1^2 - 4x_1 + 3 = 0
(x11)(x13)=0(x_1 - 1)(x_1 - 3) = 0
x1=1,3x_1 = 1, 3
x1=1x_1 = 1 のとき y1=52(1)=3y_1 = 5 - 2(1) = 3
x1=3x_1 = 3 のとき y1=52(3)=1y_1 = 5 - 2(3) = -1
したがって、2点A, Bの座標は (1,3)(1, 3)(3,1)(3, -1) です。
(2)
2点 (1,3)(1, 3)(3,1)(3, -1) を通る直線の方程式を求めます。
傾きは 1331=42=2\frac{-1 - 3}{3 - 1} = \frac{-4}{2} = -2
直線の方程式は y3=2(x1)y - 3 = -2(x - 1)
y=2x+2+3y = -2x + 2 + 3
y=2x+5y = -2x + 5
2x+y5=02x + y - 5 = 0

3. 最終的な答え

(1) 2点A, Bの座標は (1,3)(1, 3)(3,1)(3, -1)
(2) 直線ABの方程式は 2x+y5=02x + y - 5 = 0
**問題14**
問題文が途中で途切れているため、解くことができません。
以上です。

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