白球5個と赤球4個が入っている袋から、同時に3個の球を取り出すとき、次の確率を求めます。 (1) 3個とも白球である確率 (2) 2個が白球、1個が赤球である確率

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/9
## 問題92

1. 問題の内容

白球5個と赤球4個が入っている袋から、同時に3個の球を取り出すとき、次の確率を求めます。
(1) 3個とも白球である確率
(2) 2個が白球、1個が赤球である確率

2. 解き方の手順

(1) 3個とも白球である確率
- 全体の取り出し方:9個から3個を選ぶ組み合わせなので、9C3=9×8×73×2×1=84{}_9C_3 = \frac{9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 84通り
- 3個とも白球である取り出し方:5個の白球から3個を選ぶ組み合わせなので、5C3=5×4×33×2×1=10{}_5C_3 = \frac{5 \times 4 \times 3}{3 \times 2 \times 1} = 10通り
- 求める確率:1084=542\frac{10}{84} = \frac{5}{42}
(2) 2個が白球、1個が赤球である確率
- 全体の取り出し方:9C3=84{}_9C_3 = 84通り
- 2個が白球、1個が赤球である取り出し方:5個の白球から2個を選び、4個の赤球から1個を選ぶ組み合わせなので、5C2×4C1=5×42×1×4=10×4=40{}_5C_2 \times {}_4C_1 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} \times 4 = 10 \times 4 = 40通り
- 求める確率:4084=1021\frac{40}{84} = \frac{10}{21}

3. 最終的な答え

(1) 3個とも白球である確率:542\frac{5}{42}
(2) 2個が白球、1個が赤球である確率:1021\frac{10}{21}

「確率論・統計学」の関連問題

大人3人と子供3人が輪になって並ぶときの、以下の3つの条件を満たす並び方の数を求めます。 (1) 大人と子供が交互に並ぶ。 (2) 特定の子供A, Bが隣り合う。 (3) 特定の子供A, Bが向かい合...

順列円順列場合の数組み合わせ
2025/7/15

(1) 中学生2人、高校生3人の中から、くじでリーダーと副リーダーを1人ずつ選ぶとき、リーダー、副リーダーともに高校生になる確率を求める。 (2) 4枚のカード(1, 2, 3, 4)の中から、同時に...

確率組み合わせ事象
2025/7/15

箱ひげ図から読み取れる情報をもとに、以下の3つの文が正しいかどうかを判断する問題です。 (1) 四分位範囲は、英語よりも数学の方が大きい。 (2) クラスの半数以上の生徒は、英語の得点が60点以上であ...

箱ひげ図四分位範囲中央値データの分析
2025/7/15

25人の生徒の中から、兼任を認めないで、議長、副議長、書記を各1人選ぶとき、選び方は何通りあるか。

順列組み合わせ場合の数
2025/7/15

Aの袋には赤玉3個と白玉2個、Bの袋には赤玉2個と白玉4個が入っている。A, Bの袋から1個ずつ玉を取り出すとき、 (1) Aから赤玉、Bから白玉を取り出す確率 (2) A, Bから取り出す玉の色が異...

確率事象独立事象確率の計算
2025/7/15

図に示す道路網において、O地点から出発し、以下の条件を満たす最短経路の数を求める。 (1) A地点を通りP地点へ行く経路の数 (2) B地点を通りP地点へ行く経路の数 (3) A地点とB地点の両方を通...

最短経路組み合わせ場合の数経路探索
2025/7/15

1枚の硬貨を3回続けて投げるとき、以下の確率を求めます。 (1) 3回とも表が出る確率 (2) 少なくとも1回は裏が出る確率

確率硬貨余事象
2025/7/15

2枚の硬貨と1個のサイコロを投げるとき、次の確率を求めます。 (1) 硬貨が2枚とも表で、サイコロが偶数の目が出る確率 (2) 硬貨が1枚だけ表で、サイコロが2以下の目が出る確率

確率確率計算事象硬貨サイコロ
2025/7/15

200人を対象にアンケートを実施し、スナック菓子が好きな人が全体の65%であり、そのうち40%がチョコレート菓子も好きと答えている。スナック菓子とチョコレート菓子のいずれも好きではない人が18人いると...

アンケート割合集合百分率
2025/7/15

1から50までの番号が書かれた50枚の札から1枚引くとき、以下の確率を求めます。 (1) 引いた札の番号が3の倍数または4の倍数である確率 (2) 引いた札の番号が3の倍数であるが4の倍数ではない確率

確率倍数排反事象確率の加法定理
2025/7/15