## 問題1
1. 問題の内容
放射性物質の近くでガイガー計数管が1分あたり平均10カウントを記録する。カウント数Xがポアソン分布に従うとき、1分間に6カウントする確率を求める。
2. 解き方の手順
ポアソン分布の確率質量関数は以下で与えられる。
ここで、は事象の発生回数、は実際に観測された事象の発生回数、は事象の平均発生回数である。
この問題では、 (1分あたりの平均カウント数)、 (1分間に6カウント)であるから、それぞれの値を代入すると、
は約0.0000454。従って、
3. 最終的な答え
1分間に6カウントする確率は約0.0631。
## 問題2
1. 問題の内容
ある会社で、1日にかかる電話の回数Xは平均5回のポアソン分布に従う。この会社で1日にかかる電話の回数が2回以下である確率を求める。
2. 解き方の手順
1日にかかる電話の回数が2回以下である確率は、であり、これはで計算できる。
ポアソン分布の確率質量関数は以下で与えられる。
ここで、 (1日の平均電話回数)である。
3. 最終的な答え
1日にかかる電話の回数が2回以下である確率は約0.1247。