2次方程式 $x^2 - 10x + m = 0$ の2つの解の比が2:3であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求める。

代数学二次方程式解と係数の関係解の比
2025/7/9

1. 問題の内容

2次方程式 x210x+m=0x^2 - 10x + m = 0 の2つの解の比が2:3であるとき、定数 mm の値と2つの解を求める。

2. 解き方の手順

2つの解の比が2:3であることから、2つの解を 2α2\alpha , 3α3\alpha とおくことができる。
解と係数の関係より、
2つの解の和は、2α+3α=102\alpha + 3\alpha = 10
2つの解の積は、2α3α=m2\alpha \cdot 3\alpha = m
まず、和の式から α\alpha の値を求める。
5α=105\alpha = 10
α=2\alpha = 2
次に、積の式に α\alpha の値を代入して、mm の値を求める。
m=2α3α=6α2=622=64=24m = 2\alpha \cdot 3\alpha = 6\alpha^2 = 6 \cdot 2^2 = 6 \cdot 4 = 24
したがって、m=24m = 24 となる。
2つの解は、2α=22=42\alpha = 2 \cdot 2 = 43α=32=63\alpha = 3 \cdot 2 = 6 である。

3. 最終的な答え

m=24m = 24
2つの解は x=4,6x=4, 6

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