多項式 $P(x)$ を与えられた一次式で割った余りを求める問題です。具体的には、 (1) $P(x) = x^3 - 2x^2 + 2x - 3$ を $x-1$ で割った余りを求める。 (2) $P(x) = 6x^3 - 5x^2 + 3$ を $x-2$ で割った余りを求める。

代数学多項式剰余の定理因数定理割り算
2025/7/9

1. 問題の内容

多項式 P(x)P(x) を与えられた一次式で割った余りを求める問題です。具体的には、
(1) P(x)=x32x2+2x3P(x) = x^3 - 2x^2 + 2x - 3x1x-1 で割った余りを求める。
(2) P(x)=6x35x2+3P(x) = 6x^3 - 5x^2 + 3x2x-2 で割った余りを求める。

2. 解き方の手順

剰余の定理を利用します。剰余の定理とは、多項式 P(x)P(x)xax-a で割ったときの余りは P(a)P(a) であるという定理です。
(1) P(x)=x32x2+2x3P(x) = x^3 - 2x^2 + 2x - 3x1x-1 で割った余りを求める。
a=1a = 1 なので、P(1)P(1) を計算します。
P(1)=(1)32(1)2+2(1)3=12+23=2P(1) = (1)^3 - 2(1)^2 + 2(1) - 3 = 1 - 2 + 2 - 3 = -2
(2) P(x)=6x35x2+3P(x) = 6x^3 - 5x^2 + 3x2x-2 で割った余りを求める。
a=2a = 2 なので、P(2)P(2) を計算します。
P(2)=6(2)35(2)2+3=6(8)5(4)+3=4820+3=31P(2) = 6(2)^3 - 5(2)^2 + 3 = 6(8) - 5(4) + 3 = 48 - 20 + 3 = 31

3. 最終的な答え

(1) 余り: -2
(2) 余り: 31

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