定数 $k$ が与えられたとき、2次関数 $y = x^2 + 4kx + 24k$ の最小値を $m(k)$ とします。 (1) $m(k)$ を $k$ の式で表しなさい。 (2) $m(k)$ を最大にする $k$ の値と、$m(k)$ の最大値を求めなさい。

代数学二次関数平方完成最大値最小値
2025/7/9

1. 問題の内容

定数 kk が与えられたとき、2次関数 y=x2+4kx+24ky = x^2 + 4kx + 24k の最小値を m(k)m(k) とします。
(1) m(k)m(k)kk の式で表しなさい。
(2) m(k)m(k) を最大にする kk の値と、m(k)m(k) の最大値を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) y=x2+4kx+24ky = x^2 + 4kx + 24k を平方完成します。
y=(x+2k)24k2+24ky = (x + 2k)^2 - 4k^2 + 24k
yyx=2kx = -2k で最小値をとるので、最小値 m(k)m(k)
m(k)=4k2+24km(k) = -4k^2 + 24k
(2) m(k)=4k2+24km(k) = -4k^2 + 24k を最大にする kk の値を求めます。m(k)m(k) を平方完成します。
m(k)=4(k26k)=4(k26k+99)=4((k3)29)=4(k3)2+36m(k) = -4(k^2 - 6k) = -4(k^2 - 6k + 9 - 9) = -4((k - 3)^2 - 9) = -4(k - 3)^2 + 36
m(k)m(k)k=3k = 3 のとき最大値 3636 をとります。

3. 最終的な答え

(1) m(k)=4k2+24km(k) = -4k^2 + 24k
(2) k=3k = 3 のとき、最大値 3636 をとる。

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