## 1. 問題の内容

代数学二次関数グラフの平行移動グラフの対称移動平方完成
2025/7/9
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1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) 2次関数 y=2x24x+7y=2x^2-4x+7 のグラフを xx 軸方向に5\boxed{5}だけ平行移動し、さらに yy 軸方向に 6\boxed{6} だけ平行移動すると、2次関数 y=2x2+8x+17y=2x^2+8x+17 のグラフになる。5\boxed{5}6\boxed{6}を求める。
(2) 放物線 y=x26x+4y=x^2-6x+4xx 軸に関して対称移動して得られる放物線の方程式は8\boxed{8}yy 軸に関して対称移動して得られる放物線の方程式は9\boxed{9}である。8\boxed{8}9\boxed{9}を下にある選択肢から選ぶ。
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2. 解き方の手順

(1)
まず、y=2x24x+7y=2x^2-4x+7 を平方完成します。
y=2(x22x)+7=2(x22x+11)+7=2(x1)22+7=2(x1)2+5y = 2(x^2 - 2x) + 7 = 2(x^2 - 2x + 1 - 1) + 7 = 2(x - 1)^2 - 2 + 7 = 2(x - 1)^2 + 5
次に、y=2x2+8x+17y=2x^2+8x+17 を平方完成します。
y=2(x2+4x)+17=2(x2+4x+44)+17=2(x+2)28+17=2(x+2)2+9y = 2(x^2 + 4x) + 17 = 2(x^2 + 4x + 4 - 4) + 17 = 2(x + 2)^2 - 8 + 17 = 2(x + 2)^2 + 9
y=2x24x+7y=2x^2-4x+7 のグラフをxx軸方向にpp、y軸方向にqqだけ平行移動すると、
yq=2(xp)24(xp)+7y-q = 2(x-p)^2-4(x-p)+7
y=2(xp)24(xp)+7+q=2(x22px+p2)4x+4p+7+q=2x24px+2p24x+4p+7+q=2x2+(4p4)x+2p2+4p+7+qy = 2(x-p)^2-4(x-p)+7+q = 2(x^2-2px+p^2)-4x+4p+7+q = 2x^2 - 4px + 2p^2 - 4x + 4p + 7 + q = 2x^2 + (-4p-4)x + 2p^2 + 4p + 7 + q
これが y=2x2+8x+17y=2x^2+8x+17 と一致するので、
4p4=8-4p-4 = 8
2p2+4p+7+q=172p^2+4p+7+q = 17
4p=12-4p = 12 より、p=3p=-3
2(3)2+4(3)+7+q=172(-3)^2+4(-3)+7+q=17
1812+7+q=1718-12+7+q=17
13+q=1713+q=17 より、q=4q=4
よって、xx軸方向に 3-3yy軸方向に 44 だけ平行移動します。問題文より、xx軸方向に5\boxed{5}だけ平行移動とあるため、これは 3-3。 また、yy軸方向に 6\boxed{6}だけ平行移動とあるので、これは 44
(2)
放物線 y=x26x+4y = x^2 - 6x + 4xx 軸に関して対称移動すると、yy の符号が変わるので、 y=x26x+4-y = x^2 - 6x + 4 となり、y=x2+6x4y = -x^2 + 6x - 4 となります。選択肢の中では、④ y=x2+6x4y = -x^2 + 6x - 4 が該当します。
放物線 y=x26x+4y = x^2 - 6x + 4yy 軸に関して対称移動すると、xx の符号が変わるので、y=(x)26(x)+4y = (-x)^2 - 6(-x) + 4 となり、y=x2+6x+4y = x^2 + 6x + 4 となります。選択肢の中では、① y=x2+6x+4y = x^2 + 6x + 4 が該当します。
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3. 最終的な答え

(1)
5=3\boxed{5} = -3
6=4\boxed{6} = 4
(2)
8=\boxed{8} = ④
9=\boxed{9} = ①

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