タワーから400m離れた地点からタワーの先端を見上げたときの仰角が45度である。このとき、タワーの先端までの距離を求める。

幾何学三角比ピタゴラスの定理直角三角形仰角
2025/7/9

1. 問題の内容

タワーから400m離れた地点からタワーの先端を見上げたときの仰角が45度である。このとき、タワーの先端までの距離を求める。

2. 解き方の手順

タワーの高さをhhとする。タワーと観測地点の水平距離が400m、仰角が45度なので、以下の関係が成り立つ。
tan(45)=h400\tan(45^\circ) = \frac{h}{400}
tan(45)=1\tan(45^\circ) = 1 なので、
1=h4001 = \frac{h}{400}
h=400h = 400
タワーの高さは400mである。
タワーの先端までの距離をddとすると、これは直角三角形の斜辺の長さに相当する。したがって、ピタゴラスの定理より、
d2=h2+4002d^2 = h^2 + 400^2
d2=4002+4002=2×4002d^2 = 400^2 + 400^2 = 2 \times 400^2
d=2×4002=4002d = \sqrt{2 \times 400^2} = 400\sqrt{2}

3. 最終的な答え

4002 m400\sqrt{2} \ m

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