与えられた不等式が表す領域を図示する問題です。具体的には、 (1) $y \leq -x^2 + 4$ (2) $y > -2$ の2つの不等式について、それぞれが表す領域を座標平面上に図示します。

幾何学不等式領域グラフ放物線座標平面
2025/7/9

1. 問題の内容

与えられた不等式が表す領域を図示する問題です。具体的には、
(1) yx2+4y \leq -x^2 + 4
(2) y>2y > -2
の2つの不等式について、それぞれが表す領域を座標平面上に図示します。

2. 解き方の手順

(1) yx2+4y \leq -x^2 + 4 の場合
まず、y=x2+4y = -x^2 + 4 のグラフを描きます。これは、上に凸な放物線で、頂点は (0,4)(0, 4) です。xx軸との交点は、y=0y = 0 とおくと x2+4=0-x^2 + 4 = 0 より、x2=4x^2 = 4 となり、x=±2x = \pm 2 なので、交点は (2,0)(-2, 0)(2,0)(2, 0) です。
不等式 yx2+4y \leq -x^2 + 4 は、この放物線とその内側(下側)の領域を表します。境界線である放物線は、yx2+4y \leq -x^2 + 4 に含まれるので、実線で描きます。
(2) y>2y > -2 の場合
y=2y = -2 のグラフを描きます。これは、xx軸に平行な直線で、yy切片が 2-2 です。
不等式 y>2y > -2 は、この直線より上の領域を表します。境界線である直線は、y>2y > -2 に含まれないので、点線で描きます。

3. 最終的な答え

(1) yx2+4y \leq -x^2 + 4: 放物線 y=x2+4y = -x^2 + 4 (実線) とその内側(下側)の領域。
(2) y>2y > -2: 直線 y=2y = -2 (点線) より上の領域。
(図は、それぞれ座標平面上に放物線とその内側、直線より上の領域を示す図となります。)

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