Aの袋には赤玉6個、青玉3個、Bの袋には赤玉5個、青玉4個が入っている。A, Bの袋から2個ずつ玉を取り出すとき、取り出した玉が赤玉2個、青玉2個になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率組み合わせ玉の取り出し
2025/7/9

1. 問題の内容

Aの袋には赤玉6個、青玉3個、Bの袋には赤玉5個、青玉4個が入っている。A, Bの袋から2個ずつ玉を取り出すとき、取り出した玉が赤玉2個、青玉2個になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、Aの袋から2個、Bの袋から2個取り出す方法の総数を計算します。
Aの袋から2個取り出す方法は 9C2=9×82×1=36{}_9 C_2 = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36通り。
Bの袋から2個取り出す方法は 9C2=9×82×1=36{}_9 C_2 = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36通り。
したがって、2つの袋から2個ずつ取り出す方法は 36×36=129636 \times 36 = 1296通りです。
次に、取り出した玉が赤玉2個、青玉2個となる場合の数を数えます。これは以下の2つのケースに分けられます。
ケース1: Aの袋から赤玉2個、Bの袋から青玉2個を取り出す場合
Aの袋から赤玉2個を取り出す方法は 6C2=6×52×1=15{}_6 C_2 = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15通り。
Bの袋から青玉2個を取り出す方法は 4C2=4×32×1=6{}_4 C_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6通り。
このケースの場合の数は 15×6=9015 \times 6 = 90通り。
ケース2: Aの袋から青玉2個、Bの袋から赤玉2個を取り出す場合
Aの袋から青玉2個を取り出す方法は 3C2=3×22×1=3{}_3 C_2 = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3通り。
Bの袋から赤玉2個を取り出す方法は 5C2=5×42×1=10{}_5 C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10通り。
このケースの場合の数は 3×10=303 \times 10 = 30通り。
上記の2つのケースは排反なので、取り出した玉が赤玉2個、青玉2個となる場合の数は 90+30=12090 + 30 = 120通り。
したがって、求める確率は 1201296=60648=30324=15162=554\frac{120}{1296} = \frac{60}{648} = \frac{30}{324} = \frac{15}{162} = \frac{5}{54}

3. 最終的な答え

554\frac{5}{54}
キ: 5
ク: /
ケ: 5
コ: 4

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