(1) 行列式|A|の計算
まず、係数行列Aを書き出します。
A=31−2603−4−23 行列式|A|は次のように計算できます。
∣A∣=3(0⋅3−(−2)⋅3)−6(1⋅3−(−2)⋅(−2))+(−4)(1⋅3−0⋅(−2)) ∣A∣=3(0+6)−6(3−4)−4(3−0) ∣A∣=3(6)−6(−1)−4(3) ∣A∣=18+6−12 (2) クラーメルの公式によるyの計算
クラーメルの公式を用いてyを計算するには、まず、Aの2列目を定数項で置き換えた行列A_yを作ります。
Ay=31−27−24−4−23 次に、行列式∣Ay∣を計算します。 ∣Ay∣=3((−2)⋅3−(−2)⋅4)−7(1⋅3−(−2)⋅(−2))+(−4)(1⋅4−(−2)⋅(−2)) ∣Ay∣=3(−6+8)−7(3−4)−4(4−4) ∣Ay∣=3(2)−7(−1)−4(0) ∣Ay∣=6+7−0 ∣Ay∣=13 クラーメルの公式より、y=∣A∣∣Ay∣なので、 y=1213