多項式 $P(x)$ を $x-1$ で割ると余りが $2$、$x+3$ で割ると余りが $-6$ である。$P(x)$ を $(x-1)(x+3)$ で割ったときの余りを求める。

代数学多項式剰余の定理因数定理連立方程式
2025/7/10

1. 問題の内容

多項式 P(x)P(x)x1x-1 で割ると余りが 22x+3x+3 で割ると余りが 6-6 である。P(x)P(x)(x1)(x+3)(x-1)(x+3) で割ったときの余りを求める。

2. 解き方の手順

余りを ax+bax + b とおく。
P(x)=(x1)(x+3)Q(x)+ax+bP(x) = (x-1)(x+3)Q(x) + ax + b と表せる。
剰余の定理より、P(1)=2P(1) = 2P(3)=6P(-3) = -6 である。
x=1x=1 を代入すると、P(1)=a(1)+b=a+b=2P(1) = a(1) + b = a + b = 2
x=3x=-3 を代入すると、P(3)=a(3)+b=3a+b=6P(-3) = a(-3) + b = -3a + b = -6
連立方程式
a+b=2a + b = 2
3a+b=6-3a + b = -6
を解く。
上の式から下の式を引くと、4a=84a = 8 より a=2a = 2
a+b=2a + b = 2 に代入して 2+b=22 + b = 2 より b=0b = 0
したがって、余りは 2x+0=2x2x + 0 = 2x である。

3. 最終的な答え

2x2x

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