正七角形ABCDEFGについて、以下の数を求めます。 (1) 3個の頂点を結んでできる三角形の個数 (2) 対角線の本数 (3) 正七角形と1辺を共有する三角形の個数

幾何学多角形組み合わせ対角線三角形
2025/7/10

1. 問題の内容

正七角形ABCDEFGについて、以下の数を求めます。
(1) 3個の頂点を結んでできる三角形の個数
(2) 対角線の本数
(3) 正七角形と1辺を共有する三角形の個数

2. 解き方の手順

(1) 3個の頂点を結んでできる三角形の個数
正七角形の7個の頂点から3個を選ぶ組み合わせの数を求めます。これは組み合わせの記号を用いて 7C3_7C_3 と表されます。
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=35_7C_3 = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
(2) 対角線の本数
正七角形の頂点は7個なので、線分の総数は 7C2_7C_2 です。しかし、この中には辺も含まれているので、辺の数(7本)を引く必要があります。
7C2=7!2!(72)!=7!2!5!=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7!}{2!(7-2)!} = \frac{7!}{2!5!} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21
対角線の本数は 217=1421 - 7 = 14
対角線の本数の公式を使うこともできます。n角形の対角線の本数は n(n3)2\frac{n(n-3)}{2} で与えられます。
この公式を用いると、7角形の場合、対角線の本数は 7(73)2=7×42=14\frac{7(7-3)}{2} = \frac{7 \times 4}{2} = 14 となります。
(3) 正七角形と1辺を共有する三角形の個数
1つの辺を共有する三角形は、その辺の両端の頂点以外の頂点を1つ選ぶことで作ることができます。正七角形は7つの辺を持っています。それぞれの辺に対して、残りの頂点は 721=47-2-1 = 4 個あります。したがって、1つの辺に対して4つの三角形を作ることができます。
したがって、7つの辺に対して 7×4=287 \times 4 = 28 個の三角形を作ることができます。

3. 最終的な答え

(1) 35個
(2) 14本
(3) 28個

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