まず、角の二等分線の性質を用いて線分BDとDCの比を求める。
角の二等分線ADは、辺BCをAB:ACの比に内分するので、
BD:DC=AB:AC=3:4 BD=3+43×6=718 次に、メネラウスの定理を用いてAO:ODを求める。
三角形BCDにおいて、直線AOが辺BC, CD, DBとそれぞれ点D, O, Aで交わると考えると、メネラウスの定理より、
ACBA×ODCO×BADB=1 CDBC×OADO×EBAE=1 △BCD に直線 AO を適用すると、メネラウスの定理より ACBA×ODCO×BCDB=1 DCBD=43 より CD=34BD なので、 BDBC=73BCBC=37 BCCD=74. 三角形ABCにおいて、角Aの二等分線ADについて、
BD:DC=AB:AC=3:4 BD=73BC=718 CD=74BC=724 △ABDに直線COを適用すると、メネラウスの定理より ODAO×CBDC×EABE=1 $\frac{AO}{OD} = \frac{CB}{DC} \times \frac{EA}{BE} = \frac{BC}{CD}\frac{AC+AB}{BC} =\frac{AC+AB}{AC+BC}
一方、内心Oは角の二等分線の交点であるから、角Bの二等分線をBEとすると、
AE:EC=AB:BC=3:6=1:2 AE=31AC=34 ODAO=BCAB+AC=63+4=67より よって BCCD×ODAO×ABEA=1 より、 ODAO=CDBC×AEAB=7246×343=(47)×(49)=47×49=621 BDBC×ODAO×ACDC=1 18/76×ODAO×ACAC=1 186×7=37 したがってAOAD=37=1 よって ODAO=BCAB+AC=63+4=67