この問題は、チェバの定理とメネラウスの定理を利用して解くことができます。または、ベクトルの知識を用いることでも解くことができます。ここではベクトルを用いる方法で解説します。
まず、AB=b、AC=c とします。 点Pは辺BCを3:4に内分するので、
AP=3+44b+3c=74b+3c 点Qは辺CAを2:3に内分するので、
AQ=53c 点Rは線分AP上にあるので、AR:RP=s:(1−s) とすると、 AR=sAP=s74b+3c=74sb+73sc 点Rは線分BQ上にあるので、BR:RQ=t:(1−t) とすると、 AR=AB+tBQ=b+t(AQ−AB)=b+t(52c−b)=(1−t)b+52tc よって、
74s=1−t 73s=52t この連立方程式を解きます。
73s=52t より、 t=1415s 74s=1−1415s 148s=1−1415s 8s=14−15s s=2314 したがって、AR:RP=2314:(1−2314)=2314:239=14:9 また、t=1415s=1415⋅2314=2315 したがって、BR:RQ=2315:(1−2315)=2315:238=15:8