二つの問題があります。 (1) 直線 $l$ は円 $O$ と円 $O'$ の共通接線であるとき、$x$ の値を求めよ。円 $O$ の半径は6, 円 $O'$ の半径は2である。 (2) 直線 $AB$ は円の接線であるとき、$x$ の値を求めよ。 $AC = 4, AB = 6$である。

幾何学接線三平方の定理方べきの定理
2025/7/11

1. 問題の内容

二つの問題があります。
(1) 直線 ll は円 OO と円 OO' の共通接線であるとき、xx の値を求めよ。円 OO の半径は6, 円 OO' の半径は2である。
(2) 直線 ABAB は円の接線であるとき、xx の値を求めよ。 AC=4,AB=6AC = 4, AB = 6である。

2. 解き方の手順

(1)
OO の中心から直線 ll に垂線を下ろし、その足を AA とする。
OO' の中心から直線 ll に垂線を下ろし、その足を BB とする。
OO から OBO'B に平行な線を引き、OBO'B との交点を CC とすると、
OO=6+2=8OO' = 6 + 2 = 8
OC=62=4OC = 6 - 2 = 4
直角三角形 OOCOO'C において、三平方の定理より
OO2=OC2+OC2OO'^2 = OC^2 + O'C^2
82=42+OC28^2 = 4^2 + O'C^2
64=16+OC264 = 16 + O'C^2
OC2=48O'C^2 = 48
OC=48=43O'C = \sqrt{48} = 4\sqrt{3}
OC=AB=xO'C = AB = x より、 x=43x = 4\sqrt{3}
(2)
方べきの定理より、
AC×AD=AB2AC \times AD = AB^2
4×(4+x)=624 \times (4 + x) = 6^2
16+4x=3616 + 4x = 36
4x=204x = 20
x=5x = 5

3. 最終的な答え

(1) x=43x = 4\sqrt{3}
(2) x=5x = 5

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