(1) 円Cの中心は線分ABの中点であり、半径は線分ABの長さの半分である。
まず、円Cの中心の座標を求める。
中心のx座標は 2(5−22)+(5+22)=210=5 中心のy座標は 2(1+22)+(1−22)=22=1 よって、円Cの中心は(5,1)である。 次に、円Cの半径を求める。半径はAと中心との距離に等しい。
r=(5−22−5)2+(1+22−1)2=(−22)2+(22)2=8+8=16=4 よって、円Cの方程式は
(x−5)2+(y−1)2=42 (x−5)2+(y−1)2=16 (2) 円C上に中心があり、x軸とy軸の両方に接する円の中心は(r,r)または(−r,r)または(r,−r)または(−r,−r)の形をしている。ここで、rはその円の半径である。 中心(r,r)の場合、x軸とy軸に接するので、r>0。 円Cの中心(5,1)からの距離は4なので、 (r−5)2+(r−1)2=16 r2−10r+25+r2−2r+1=16 2r2−12r+26=16 2r2−12r+10=0 r2−6r+5=0 (r−5)(r−1)=0 したがって、中心は(5,5)または(1,1)である。 円の方程式は(x−5)2+(y−5)2=25または(x−1)2+(y−1)2=1 中心(−r,r)の場合、r>0。 (−r−5)2+(r−1)2=16 (r+5)2+(r−1)2=16 r2+10r+25+r2−2r+1=16 2r2+8r+26=16 2r2+8r+10=0 r2+4r+5=0 r=2−4±16−20=2−4±−4 実数解を持たないので、この場合は存在しない。
中心(r,−r)の場合、r>0。 (r−5)2+(−r−1)2=16 (r−5)2+(r+1)2=16 r2−10r+25+r2+2r+1=16 2r2−8r+26=16 2r2−8r+10=0 r2−4r+5=0 r=24±16−20=24±−4 実数解を持たないので、この場合は存在しない。
中心(−r,−r)の場合、r>0。 (−r−5)2+(−r−1)2=16 (r+5)2+(r+1)2=16 r2+10r+25+r2+2r+1=16 2r2+12r+26=16 2r2+12r+10=0 r2+6r+5=0 (r+5)(r+1)=0 したがって、円の方程式は(x−5)2+(y−5)2=25または(x−1)2+(y−1)2=1。