点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCにおいて、$-5\vec{OA} + 7\vec{OB} + 8\vec{OC} = \vec{0}$が成り立つ。直線OAと直線BCの交点をPとするとき、線分BC, OPの長さと三角形ABCの面積を求めよ。
2025/7/10
1. 問題の内容
点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCにおいて、が成り立つ。直線OAと直線BCの交点をPとするとき、線分BC, OPの長さと三角形ABCの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、を変形する。
ここで、点Pは直線OA上にあるので、 (kは実数)と表せる。
また、点Pは直線BC上にあるので、 (s, tは実数、s+t=1)と表せる。
したがって、
かつ
より
よって、
したがって、
また、
よって、
点Pは線分BCを8:7に内分する点であるから、
は単位ベクトルであるから
三角形ABCの面積Sを求める。
三角形OBCの面積は、
-5OA+7OB+8OC=0より
3. 最終的な答え
三角形ABCの面積は