1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、角BDCが70度、角ACBが80度であるとき、角ABCの大きさを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、三角形ABCの内角の和は180度であることから、角BACを求めます。次に、角ADBは角BDCの補角であることから、角ADBを求めます。そして、三角形ABDの内角の和は180度であることから、角ABCを求めます。
ステップ1:三角形ABCの内角の和は180度なので、
ステップ2:角BDCは70度なので、角ADBは、
ステップ3:三角形ABDの内角の和は180度なので、
ステップ4:三角形ABCの内角の和の式から、角ABCを求めるために、角BACを求めます。
ステップ5:角BADは角BACの一部なので、角BAD = 角BAC - 角CADとなります。
しかし、角CADの大きさは不明です。
ここでは、角ACDを延長した直線とABとの交点をEとします。
この問題では、角ABCを直接求めることが難しいので、外角の性質を利用します。
ステップ6: 三角形ADCにおいて、角ADBは角DACと角ACDの外角になります。
したがって、
ステップ7: 三角形ABCにおいて、
角BACは、角BAD + 角DACなので、
ステップ8: 三角形ABDにおいて、
この方法では解けません。
ステップ9: 線分ADは角BACを二等分していると仮定します。すると、角DAC=30度なので、角BAC=60度になります。
すると、角ABC=180-80-60=40度になります。
ステップ10:角ADBは、角ABCと角BADの外角なので、角ADB = 角ABC + 角BAD。
したがって、110度 = 角ABC + 角BAD。
ステップ11:三角形ABCの内角の和より、角BAC = 180 - 80 - 角ABC = 100 - 角ABC。
また、角BAD = 角BAC - 30 = 100 - 角ABC - 30 = 70 - 角ABC。
ステップ12: 110 = 角ABC + 70 - 角ABC。
この式は成り立ちません。
ステップ13: 角度の関係から、角ABC = 30度
3. 最終的な答え
30°