異なる色の9個の玉を、以下の3つの場合に分けて、それぞれの場合の分け方の総数を求める問題です。 (1) A, B, C の3つの組に3個ずつ分ける。 (2) 3個ずつの3つの組に分ける。 (3) 2個、2個、2個、3個の4つの組に分ける。
2025/7/10
1. 問題の内容
異なる色の9個の玉を、以下の3つの場合に分けて、それぞれの場合の分け方の総数を求める問題です。
(1) A, B, C の3つの組に3個ずつ分ける。
(2) 3個ずつの3つの組に分ける。
(3) 2個、2個、2個、3個の4つの組に分ける。
2. 解き方の手順
(1) A, B, C の3つの組に3個ずつ分ける場合
まず、9個の玉からAの組に入れる3個を選ぶ組み合わせは 通りです。
次に、残りの6個の玉からBの組に入れる3個を選ぶ組み合わせは 通りです。
最後に、残りの3個の玉は自動的にCの組に入ります。
したがって、A, B, C の3つの組に3個ずつ分ける分け方の総数は で計算できます。
よって、
通り
(2) 3個ずつの3つの組に分ける場合
3個ずつの3つの組に分ける分け方は、まずA, B, C の3つの組に3個ずつ分ける場合と同じように、 通りです。
ただし、組に区別がないので、A, B, Cの並び順を考慮する必要がありません。
3つの組の並び順は 通りあるので、1680通りを6で割る必要があります。
したがって、3個ずつの3つの組に分ける分け方の総数は 通りです。
(3) 2個、2個、2個、3個の4つの組に分ける場合
まず、9個の玉から3個を選ぶ組み合わせは 通りです。
次に、残りの6個から2個を選ぶ組み合わせは 通りです。
その次に、残りの4個から2個を選ぶ組み合わせは 通りです。
最後に、残りの2個から2個を選ぶ組み合わせは 通りです。
2個の組が3つあるので、区別しないために で割る必要があります。
したがって、2個、2個、2個、3個の4つの組に分ける分け方の総数は で計算できます。
よって、
通り
3. 最終的な答え
(1) 1680 通り
(2) 280 通り
(3) 1260 通り