球の中心は、直径の両端の中点です。AとBの中点をCとすると、Cの座標は次の式で求められます。
C=(2xA+xB,2yA+yB,2zA+zB) C=(21+(−3),2−1+5,2−4+2)=(−1,2,−1) 球の方程式は、中心を(a, b, c)とすると、(x−a)2+(y−b)2+(z−c)2=r2 と表されます。 ここで、中心Cは(-1, 2, -1)なので、a = -1, b = 2, c = -1 です。したがって、球の方程式は次のようになります。
(x−(−1))2+(y−2)2+(z−(−1))2=r2 (x+1)2+(y−2)2+(z+1)2=r2 問題文の形に合わせると、
{x+(22)}2+{y−(23)}2+{z+(24)}2=(25) より、(22) = 1, (23) = 2, (24) = 1 であることがわかります。
次に、半径 r を求めます。半径は、中心Cと点A (またはB) の間の距離です。 r=2AB r2=4AB2 AB間の距離の2乗は、
AB2=(xB−xA)2+(yB−yA)2+(zB−zA)2 AB2=(−3−1)2+(5−(−1))2+(2−(−4))2 AB2=(−4)2+(6)2+(6)2=16+36+36=88 したがって、r2=488=22。 しかし、問題文の形式から中心を計算して半径の二乗を計算するよりも、ABの距離の二乗を計算して、中心からの距離の二乗の計算(半径の二乗)を行えばよい。 r2=CA2=(1−(−1))2+(−1−2)2+(−4−(−1))2 =22+(−3)2+(−3)2=4+9+9=22 よって、(25) = 22