2点 A(1, -1, -4) と B(-3, 5, 2) を直径の両端とする球の方程式を求める問題です。球の方程式の形は $\{x + (22)\}^2 + \{y - (23)\}^2 + \{z + (24)\}^2 = (25)$ と与えられており、(22)~(25)に当てはまる数字を答えます。

幾何学空間図形座標距離
2025/7/10

1. 問題の内容

2点 A(1, -1, -4) と B(-3, 5, 2) を直径の両端とする球の方程式を求める問題です。球の方程式の形は {x+(22)}2+{y(23)}2+{z+(24)}2=(25)\{x + (22)\}^2 + \{y - (23)\}^2 + \{z + (24)\}^2 = (25) と与えられており、(22)~(25)に当てはまる数字を答えます。

2. 解き方の手順

球の中心は、直径の両端の中点です。AとBの中点をCとすると、Cの座標は次の式で求められます。
C=(xA+xB2,yA+yB2,zA+zB2)C = \left(\frac{x_A + x_B}{2}, \frac{y_A + y_B}{2}, \frac{z_A + z_B}{2}\right)
C=(1+(3)2,1+52,4+22)=(1,2,1)C = \left(\frac{1 + (-3)}{2}, \frac{-1 + 5}{2}, \frac{-4 + 2}{2}\right) = (-1, 2, -1)
球の方程式は、中心を(a, b, c)とすると、(xa)2+(yb)2+(zc)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 + (z - c)^2 = r^2 と表されます。
ここで、中心Cは(-1, 2, -1)なので、a = -1, b = 2, c = -1 です。したがって、球の方程式は次のようになります。
(x(1))2+(y2)2+(z(1))2=r2(x - (-1))^2 + (y - 2)^2 + (z - (-1))^2 = r^2
(x+1)2+(y2)2+(z+1)2=r2(x + 1)^2 + (y - 2)^2 + (z + 1)^2 = r^2
問題文の形に合わせると、
{x+(22)}2+{y(23)}2+{z+(24)}2=(25)\{x + (22)\}^2 + \{y - (23)\}^2 + \{z + (24)\}^2 = (25)
より、(22) = 1, (23) = 2, (24) = 1 であることがわかります。
次に、半径 rr を求めます。半径は、中心Cと点A (またはB) の間の距離です。
r=AB2r = \frac{AB}{2}
r2=AB24r^2 = \frac{AB^2}{4}
AB間の距離の2乗は、
AB2=(xBxA)2+(yByA)2+(zBzA)2AB^2 = (x_B - x_A)^2 + (y_B - y_A)^2 + (z_B - z_A)^2
AB2=(31)2+(5(1))2+(2(4))2AB^2 = (-3 - 1)^2 + (5 - (-1))^2 + (2 - (-4))^2
AB2=(4)2+(6)2+(6)2=16+36+36=88AB^2 = (-4)^2 + (6)^2 + (6)^2 = 16 + 36 + 36 = 88
したがって、r2=884=22r^2 = \frac{88}{4} = 22。 しかし、問題文の形式から中心を計算して半径の二乗を計算するよりも、ABの距離の二乗を計算して、中心からの距離の二乗の計算(半径の二乗)を行えばよい。
r2=CA2=(1(1))2+(12)2+(4(1))2r^2=CA^2 = (1-(-1))^2+(-1-2)^2+(-4-(-1))^2
=22+(3)2+(3)2=4+9+9=22=2^2+(-3)^2+(-3)^2=4+9+9=22
よって、(25) = 22

3. 最終的な答え

(22) = 1
(23) = 2
(24) = 1
(25) = 22

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