(1) 三角形ABCを直線BCを軸として回転させると、底面の半径がAC、高さがBCの円錐ができる。ACの長さを三平方の定理を用いて求める。
AC2+BC2=AB2 AC2+62=112 AC2=121−36=85 AC=85 円錐の体積は、底面積 × 高さ × (1/3) で求められるので、 V=31π(85)2×6=31π×85×6=170π (2) 三角形ABCを直線ABを軸として回転させると、二つの円錐が合わさったような立体ができる。ABを軸としたときのCからABへの垂線の長さをhとする。また、ABを軸としたときにAから垂線の足までの長さをxとする。
三角形ABCの面積は、21×BC×AC=21×6×AC、また、21×AB×h=21×12×hなので、 6×AC=12×h h=21AC また、
AC2+BC2=AB2 AC2+62=122 AC2=144−36=108 AC=108=63 したがって、h=21×63=33 AC2=h2+x2 (63)2=(33)2+x2 108=27+x2 すると、AB=12より、12−x=12−9=3。 二つの円錐の体積を足し合わせると、
V=31πh2x+31πh2(12−x)=31πh2(x+12−x)=31πh2×12=4πh2=4π(33)2=4π×27=108π