以下の2つの極限の等式が成り立つように、定数 $a$ と $b$ の値を求める問題です。 (1) $\displaystyle \lim_{x \to -1} \frac{x^2 + ax + b}{x+1} = 2$ (2) $\displaystyle \lim_{x \to \infty} (\sqrt{4x^2 + ax} - bx) = -1$
2025/4/2
1. 問題の内容
以下の2つの極限の等式が成り立つように、定数 と の値を求める問題です。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1) について:
極限 が存在するためには、分母が0に近づくとき、分子も0に近づく必要があります。つまり、 を分子に代入すると0になる必要があります。
これを元の式に代入すると、
分子を因数分解すると、
のとき、で約分できるので、
より、
(2) について:
極限が存在するためには、 の項が0になる必要があります。したがって、。
で は に漸近するので、 は正である必要があり、
したがって、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,