## 問題2
1. 問題の内容
関数 の のマクローリン展開を求めます。
2. 解き方の手順
マクローリン展開は、テイラー展開の中心を とした場合の特殊なケースです。関数 の 次マクローリン展開は次の式で与えられます。
ここで、 は剰余項です。 なので、4次までの項を求めます。
与えられた関数は です。
まず、 の導関数をいくつか計算します。
次に、 でのこれらの導関数の値を計算します。
これらの値をマクローリン展開の式に代入します。
3. 最終的な答え
## 問題3
1. 問題の内容
関数 の まわりでのテイラー展開を の場合について求めます。
2. 解き方の手順
関数 の まわりでの 次テイラー展開は次の式で与えられます。
ここで、 は剰余項です。 かつ なので、3次までの項を求めます。
与えられた関数は です。
まず、 の導関数をいくつか計算します。
次に、 でのこれらの導関数の値を計算します。
これらの値をテイラー展開の式に代入します。
3. 最終的な答え
## 問題4
1. 問題の内容
(1) 関数 の のマクローリン展開を求めます。
(2) (1) で求めたマクローリン展開に を代入することにより、円周率 の近似値を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 関数 のマクローリン展開を求めます。 なので、6次までの項を求めます。
まず、 の導関数をいくつか計算します。
次に、 でのこれらの導関数の値を計算します。
これらの値をマクローリン展開の式に代入します。
(2) (1) で求めたマクローリン展開に を代入します。
なので、
今回はn=6までの近似なので、展開式は
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)