(1) 円の中心角が$105^\circ$のとき、円周角$a$の大きさを求める。 (2) 円の中心角が$a$で、円周角に対する中心角が$70^\circ$のとき、$a$の大きさを求める。 (3) $BC // DE$であるとき、$x$と$y$の値を求める。

幾何学円周角相似平行線
2025/7/10

1. 問題の内容

(1) 円の中心角が105105^\circのとき、円周角aaの大きさを求める。
(2) 円の中心角がaaで、円周角に対する中心角が7070^\circのとき、aaの大きさを求める。
(3) BC//DEBC // DEであるとき、xxyyの値を求める。

2. 解き方の手順

(1)
円周角の定理より、中心角は円周角の2倍である。
よって、中心角が105105^\circのとき、円周角aaは、
a=1052=52.5a = \frac{105^\circ}{2} = 52.5^\circ
(2)
円周角の定理より、中心角は円周角の2倍である。
円周角は7070^\circであるから、円周角に対応する中心角は2×70=1402 \times 70^\circ = 140^\circである。
円の中心角は360360^\circであるから、a=360140=220a = 360^\circ - 140^\circ = 220^\circ
(3)
ABC\triangle ABCADE\triangle ADEにおいて、BC//DEBC//DEより、ABC=ADE\angle ABC = \angle ADE, ACB=AED\angle ACB = \angle AED, BAC=DAE\angle BAC = \angle DAEなので、ABCADE\triangle ABC \sim \triangle ADEである。
よって、AD:AB=AE:AC=DE:BCAD:AB = AE:AC = DE:BC
AD=10AD=10, AB=10+5=15AB = 10+5 = 15, AE=8AE=8, AC=8+xAC = 8+x, DE=yDE=y, BC=12BC=12
10:15=8:(8+x)=y:1210:15 = 8:(8+x) = y:12
10:15=2:310:15 = 2:3より、
2:3=8:(8+x)2:3 = 8:(8+x)
2(8+x)=3(8)2(8+x) = 3(8)
16+2x=2416 + 2x = 24
2x=82x = 8
x=4x=4
2:3=y:122:3 = y:12
3y=2(12)3y = 2(12)
3y=243y=24
y=8y=8

3. 最終的な答え

(1) a=52.5a = 52.5^\circ
(2) a=220a = 220^\circ
(3) x=4,y=8x=4, y=8

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