与えられた命題の対偶を求める問題です。 (1) $x = 6 \Rightarrow x^2 = 36$ (2) $n$ は $4$ の倍数 $\Rightarrow$ $n$ は $2$ の倍数

代数学論理命題対偶否定
2025/7/10

1. 問題の内容

与えられた命題の対偶を求める問題です。
(1) x=6x2=36x = 6 \Rightarrow x^2 = 36
(2) nn44 の倍数 \Rightarrow nn22 の倍数

2. 解き方の手順

命題「PQP \Rightarrow Q」の対偶は「QP\overline{Q} \Rightarrow \overline{P}」です。ここで、P\overline{P}PP の否定を表します。
(1) P:x=6P: x = 6, Q:x2=36Q: x^2 = 36
Q:x236\overline{Q}: x^2 \neq 36, P:x6\overline{P}: x \neq 6
したがって、対偶は「x236x6x^2 \neq 36 \Rightarrow x \neq 6」となります。
(2) P:nP: n44 の倍数, Q:nQ: n22 の倍数
Q:n\overline{Q}: n22 の倍数ではない(nn は奇数), P:n\overline{P}: n44 の倍数ではない
したがって、対偶は「nn22 の倍数ではない \Rightarrow nn44 の倍数ではない」となります。言い換えると、「nn が奇数 \Rightarrow nn44 の倍数ではない」となります。

3. 最終的な答え

(1) x236x6x^2 \neq 36 \Rightarrow x \neq 6
(2) nn22 の倍数ではない \Rightarrow nn44 の倍数ではない (nn が奇数 \Rightarrow nn44 の倍数ではない)

「代数学」の関連問題

与えられた二つの命題の真偽を判定し、その組み合わせとして正しいものを選択する問題です。命題は以下の通りです。 (1) $x^2 = -2x$ ならば $x = -2$ (2) $x^2 - x - 2...

命題真偽判定二次方程式因数分解
2025/7/23

$x = \sqrt{5} - \sqrt{3}$、 $y = \sqrt{5} + \sqrt{3}$のとき、$x^2 + 2xy + y^2$ の値を求めよ。

式の計算因数分解平方根
2025/7/23

与えられた2つの命題の真偽を判定し、正しい組み合わせを選択する問題です。 (1) $ab > 9$ ならば $a > 3$ または $b > 3$ (2) $|x - 2| > 4$ ならば $|x|...

命題真偽不等式絶対値反例
2025/7/23

$x^2 \geq 4$ は $x \geq 2$ であるための何条件かを選択する問題です。選択肢は、1. 必要十分条件である、2. 必要条件でも、十分条件でもない、3. 必要条件であるが、十分条件で...

不等式必要条件十分条件条件
2025/7/23

$a, b, x, y$ を実数とするとき、次の不等式(シュワルツの不等式)を証明し、等号が成り立つ場合を調べよ。 $(a^2 + b^2)(x^2 + y^2) \geq (ax + by)^2$

不等式シュワルツの不等式実数証明等号条件
2025/7/23

$a$ を実数とするとき、「任意の実数 $b$ に対し常に $a^2 \le b^2$ が成り立つ」ことは、$a = 0$ であるための何条件か。

不等式条件必要十分条件命題
2025/7/23

「任意の実数 $x$ に対し、$a|x| \leq 0$ が成り立つ」は、$a=0$ であるための何条件かを問う問題です。

不等式絶対値条件必要十分条件
2025/7/23

与えられた4x4行列の行列式を計算する問題です。行列は次の通りです。 $\begin{bmatrix} 2 & 4 & 3 & 0 \\ 5 & 3 & -5 & 1 \\ 0 & 2 & 0 & 4...

行列行列式余因子展開
2025/7/23

与えられた行列の等式が成り立つことを確認します。等式は、ある4x4行列と別の4x4行列の積が、特定の対角行列になることを主張しています。

行列行列の積対角行列線形代数
2025/7/23

行列 $B$ を簡約化せよという問題です。行列 $B$ は次のように与えられています。 $B = \begin{bmatrix} 1 & 1 & -2a \\ 1 & a & -1 \\ 2 & 5 ...

行列簡約化行基本変形線形代数
2025/7/23