3行目に注目すると、2つの成分が0なので、3行目で余因子展開をすると計算が楽になります。
det250−343203−5020143=0⋅C31+2⋅C32+0⋅C33+4⋅C34=2⋅C32+4⋅C34 ここで、Cijは(i,j)成分の余因子です。 C32=(−1)3+2M32 C34=(−1)3+4M34 ここで、Mijは(i,j)成分に関する小行列式です。 M32=det25−33−52013 M34=det25−34303−52 M32=2⋅(−5⋅3−1⋅2)−3⋅(5⋅3−1⋅(−3))+0=2(−15−2)−3(15+3)=2(−17)−3(18)=−34−54=−88 M34=2(3⋅2−(−5)⋅0)−4(5⋅2−(−5)⋅(−3))+3(5⋅0−3⋅(−3))=2(6)−4(10−15)+3(0+9)=12−4(−5)+27=12+20+27=59 したがって、
C32=(−1)3+2M32=(−1)(−88)=88 C34=(−1)3+4M34=(−1)(59)=−59 求める行列式は、
2⋅C32+4⋅C34=2(88)+4(−59)=176−236=−60