座標平面上において、長さが9である線分ABがある。点Aはx軸上を、点Bはy軸上を動くとき、線分ABを1:2に内分する点Pの軌跡を求めよ。

幾何学軌跡内分点楕円
2025/7/10

1. 問題の内容

座標平面上において、長さが9である線分ABがある。点Aはx軸上を、点Bはy軸上を動くとき、線分ABを1:2に内分する点Pの軌跡を求めよ。

2. 解き方の手順

点Aの座標を (s,0)(s, 0)、点Bの座標を (0,t)(0, t)とする。線分ABの長さが9であることから、
s2+t2=92=81s^2 + t^2 = 9^2 = 81
点Pの座標を (x,y)(x, y)とする。点Pは線分ABを1:2に内分するので、内分点の公式より
x=2s+101+2=2s3x = \frac{2s + 1 \cdot 0}{1 + 2} = \frac{2s}{3}
y=20+1t1+2=t3y = \frac{2 \cdot 0 + 1 \cdot t}{1 + 2} = \frac{t}{3}
したがって、s=32xs = \frac{3}{2}xt=3yt = 3yとなる。
s2+t2=81s^2 + t^2 = 81に代入すると、
(32x)2+(3y)2=81(\frac{3}{2}x)^2 + (3y)^2 = 81
94x2+9y2=81\frac{9}{4}x^2 + 9y^2 = 81
両辺を9で割ると
14x2+y2=9\frac{1}{4}x^2 + y^2 = 9
両辺に4を掛けると
x2+4y2=36x^2 + 4y^2 = 36
両辺を36で割ると
x236+y29=1\frac{x^2}{36} + \frac{y^2}{9} = 1
これは楕円の式である。

3. 最終的な答え

x236+y29=1\frac{x^2}{36} + \frac{y^2}{9} = 1

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