2次関数 $y = -2x^2 + 6x - 2$ の $-1 \leq x \leq 3$ における最大値と最小値、およびそのときの $x$ の値を求めます。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/11

1. 問題の内容

2次関数 y=2x2+6x2y = -2x^2 + 6x - 21x3-1 \leq x \leq 3 における最大値と最小値、およびそのときの xx の値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=2x2+6x2y = -2x^2 + 6x - 2
y=2(x23x)2y = -2(x^2 - 3x) - 2
y=2(x23x+(32)2)+2(32)22y = -2\left(x^2 - 3x + \left(\frac{3}{2}\right)^2\right) + 2\left(\frac{3}{2}\right)^2 - 2
y=2(x32)2+2(94)2y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + 2\left(\frac{9}{4}\right) - 2
y=2(x32)2+9242y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{9}{2} - \frac{4}{2}
y=2(x32)2+52y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{5}{2}
この式から、頂点の座標は (32,52)\left(\frac{3}{2}, \frac{5}{2}\right) であることがわかります。
上に凸のグラフであり、軸は x=32x = \frac{3}{2} です。
次に、定義域 1x3-1 \leq x \leq 3 における最大値と最小値を調べます。
x=32x = \frac{3}{2} は定義域に含まれているので、頂点での値が最大値の候補となります。
x=32x = \frac{3}{2} のとき、y=52y = \frac{5}{2}
次に、定義域の端点での値を調べます。
x=1x = -1 のとき、y=2(1)2+6(1)2=262=10y = -2(-1)^2 + 6(-1) - 2 = -2 - 6 - 2 = -10
x=3x = 3 のとき、y=2(3)2+6(3)2=18+182=2y = -2(3)^2 + 6(3) - 2 = -18 + 18 - 2 = -2
したがって、最大値は x=32x = \frac{3}{2} のとき y=52y = \frac{5}{2} であり、
最小値は x=1x = -1 のとき y=10y = -10 です。

3. 最終的な答え

最大値:x=32x = \frac{3}{2} のとき y=52y = \frac{5}{2}
最小値:x=1x = -1 のとき y=10y = -10

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