(1) 白玉が3個、赤玉が2個出る確率を求める。
まず、全部で何通りの玉の取り出し方があるかを計算する。これは、12個の玉から5個を選ぶ組み合わせなので、
12C5=5!7!12!=5×4×3×2×112×11×10×9×8=792 次に、白玉3個、赤玉2個を取り出す組み合わせの数を計算する。白玉7個から3個を選ぶ組み合わせは 7C3 通り、赤玉5個から2個を選ぶ組み合わせは 5C2 通り。 7C3=3!4!7!=3×2×17×6×5=35 5C2=2!3!5!=2×15×4=10 よって、白玉3個、赤玉2個を取り出す組み合わせは、35×10=350 通り。 したがって、求める確率は
792350=396175 (2) 同じ色の玉が3個出る確率を求める。
同じ色の玉が3個出るのは、以下の2つの場合がある。
(i) 白玉が3個、赤玉が2個出る場合
(ii) 赤玉が3個、白玉が2個出る場合
(i) はすでに(1)で計算しており、350通り。
(ii) 赤玉が3個、白玉が2個出る場合を計算する。赤玉5個から3個を選ぶ組み合わせは 5C3 通り、白玉7個から2個を選ぶ組み合わせは 7C2 通り。 5C3=3!2!5!=2×15×4=10 7C2=2!5!7!=2×17×6=21 よって、赤玉3個、白玉2個を取り出す組み合わせは、10×21=210 通り。 したがって、同じ色の玉が3個出る組み合わせは、350+210=560 通り。 求める確率は
792560=9970