5人の生徒P, Q, R, S, Tがテストを受けました。Pの得点は93点、RとSの得点はともにTの2倍、Tの得点はQの1.5倍です。5人の平均点が73点であるとき、Qの得点を求めます。

代数学方程式連立方程式平均文章問題
2025/7/12

1. 問題の内容

5人の生徒P, Q, R, S, Tがテストを受けました。Pの得点は93点、RとSの得点はともにTの2倍、Tの得点はQの1.5倍です。5人の平均点が73点であるとき、Qの得点を求めます。

2. 解き方の手順

まず、各生徒の得点を文字で表します。
- Pの得点:93
- Qの得点:qq
- Rの得点:rr
- Sの得点:ss
- Tの得点:tt
問題文より、以下の関係式が成り立ちます。
r=2tr = 2t
s=2ts = 2t
t=1.5qt = 1.5q
5人の平均点が73点であることから、以下の式が成り立ちます。
93+q+r+s+t5=73\frac{93 + q + r + s + t}{5} = 73
これを整理すると、
93+q+r+s+t=73×5=36593 + q + r + s + t = 73 \times 5 = 365
q+r+s+t=36593=272q + r + s + t = 365 - 93 = 272
上記の式に、r=2tr = 2t, s=2ts = 2t, t=1.5qt = 1.5q を代入します。
q+2t+2t+t=272q + 2t + 2t + t = 272
q+5t=272q + 5t = 272
さらに、t=1.5qt = 1.5qを代入します。
q+5(1.5q)=272q + 5(1.5q) = 272
q+7.5q=272q + 7.5q = 272
8.5q=2728.5q = 272
qqについて解きます。
q=2728.5=272085=32q = \frac{272}{8.5} = \frac{2720}{85} = 32
したがって、Qの得点は32点です。

3. 最終的な答え

32

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