以下の連立一次方程式を消去法で解く問題です。 (1) $x + 3y = 2$ $2x + 6y = 4$ (2) $x + 5y + 7z = 4$ $x + 6y + 8z = 1$ $-x - y - 3z = -2$
2025/7/12
1. 問題の内容
以下の連立一次方程式を消去法で解く問題です。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1)
1番目の式を2倍すると となり、2番目の式と同じになります。
つまり、この2つの式は同じ直線を表しているので、解は無数に存在します。
と表すことができます。 は任意の値を取ることができます。
(2)
1番目の式、2番目の式、3番目の式をそれぞれ (a), (b), (c) とします。
(b) - (a) を計算すると、
...(d)
(a) + (c) を計算すると、
...(e)
(e) は と変形できます。これは、 を意味します。
しかし、(d) より なので、これら2つの式は矛盾します。
したがって、この連立方程式は解を持ちません。
3. 最終的な答え
(1) 解は無数に存在し、 (y は任意の値)
(2) 解なし