3. 等式の変形 (1) $2a - 7 = b$ を $a$ について解く。 (2) $4x + 16y - 36 = 0$ を $x$ について解く。 (3) $V = \frac{1}{3} \pi h r^2$ を $h$ について解く。 (4) $3(2x + y) = 11x + z$ を $y$ について解く。 4. 文字式の利用 (1) 底辺が $a$、高さが $b$ の三角形 A の面積は、底辺が $3a$、高さが $2b$ の三角形 B の面積の何倍か。 (2) 底面が1辺の長さ $2x$ の正方形で、高さが底面の1辺の長さの $\frac{5}{2}$ 倍である直方体と、1辺の長さが $x$ の立方体がある。直方体の体積は、立方体の体積の何倍か。 5. 文字式による証明 (1) 2, 4, 6 のように、連続する 3 つの偶数において、真ん中の数を 7 倍した数から最も小さい数と最も大きい数の和を 2 倍した数を引いた差は、6 の倍数になることを証明する。 (2) 3, 4, 5, 6 のように、連続する 4 つの整数の和は、最も小さい整数と最も大きい整数の和の 2 倍に等しくなることを証明する。

代数学等式の変形文字式面積体積代数的な証明
2025/7/12

1. 問題の内容

3. 等式の変形

(1) 2a7=b2a - 7 = baa について解く。
(2) 4x+16y36=04x + 16y - 36 = 0xx について解く。
(3) V=13πhr2V = \frac{1}{3} \pi h r^2hh について解く。
(4) 3(2x+y)=11x+z3(2x + y) = 11x + zyy について解く。

4. 文字式の利用

(1) 底辺が aa、高さが bb の三角形 A の面積は、底辺が 3a3a、高さが 2b2b の三角形 B の面積の何倍か。
(2) 底面が1辺の長さ 2x2x の正方形で、高さが底面の1辺の長さの 52\frac{5}{2} 倍である直方体と、1辺の長さが xx の立方体がある。直方体の体積は、立方体の体積の何倍か。

5. 文字式による証明

(1) 2, 4, 6 のように、連続する 3 つの偶数において、真ん中の数を 7 倍した数から最も小さい数と最も大きい数の和を 2 倍した数を引いた差は、6 の倍数になることを証明する。
(2) 3, 4, 5, 6 のように、連続する 4 つの整数の和は、最も小さい整数と最も大きい整数の和の 2 倍に等しくなることを証明する。

2. 解き方の手順

3. 等式の変形

(1) 2a7=b2a - 7 = b
2a=b+72a = b + 7
a=b+72a = \frac{b + 7}{2}
(2) 4x+16y36=04x + 16y - 36 = 0
4x=16y+364x = -16y + 36
x=4y+9x = -4y + 9
(3) V=13πhr2V = \frac{1}{3} \pi h r^2
3V=πhr23V = \pi h r^2
h=3Vπr2h = \frac{3V}{\pi r^2}
(4) 3(2x+y)=11x+z3(2x + y) = 11x + z
6x+3y=11x+z6x + 3y = 11x + z
3y=5x+z3y = 5x + z
y=5x+z3y = \frac{5x + z}{3}

4. 文字式の利用

(1) 三角形 A の面積は 12ab\frac{1}{2} a b
三角形 B の面積は 12(3a)(2b)=3ab\frac{1}{2} (3a) (2b) = 3ab
3ab12ab=6\frac{3ab}{\frac{1}{2}ab} = 6 より、6 倍。
(2) 直方体の底面積は (2x)2=4x2(2x)^2 = 4x^2
直方体の高さは 2x52=5x2x \cdot \frac{5}{2} = 5x
直方体の体積は 4x25x=20x34x^2 \cdot 5x = 20x^3
立方体の体積は x3x^3
20x3x3=20\frac{20x^3}{x^3} = 20 より、20 倍。

5. 文字式による証明

(1) 連続する3つの偶数を 2n2n, 2n+22n+2, 2n+42n+4 とする。
真ん中の数を7倍した数は 7(2n+2)=14n+147(2n+2) = 14n + 14
最も小さい数と最も大きい数の和を2倍した数は 2(2n+2n+4)=2(4n+4)=8n+82(2n + 2n+4) = 2(4n+4) = 8n + 8
差は (14n+14)(8n+8)=6n+6=6(n+1)(14n + 14) - (8n + 8) = 6n + 6 = 6(n+1)
n+1n+1 は整数なので、6(n+1)6(n+1) は 6 の倍数である。
(2) 連続する4つの整数を nn, n+1n+1, n+2n+2, n+3n+3 とする。
和は n+(n+1)+(n+2)+(n+3)=4n+6n + (n+1) + (n+2) + (n+3) = 4n + 6
最も小さい整数と最も大きい整数の和の2倍は 2(n+(n+3))=2(2n+3)=4n+62(n + (n+3)) = 2(2n+3) = 4n + 6
したがって、連続する4つの整数の和は、最も小さい整数と最も大きい整数の和の2倍に等しい。

3. 最終的な答え

4. 等式の変形

(1) a=b+72a = \frac{b + 7}{2}
(2) x=4y+9x = -4y + 9
(3) h=3Vπr2h = \frac{3V}{\pi r^2}
(4) y=5x+z3y = \frac{5x + z}{3}

5. 文字式の利用

(1) 6 倍
(2) 20 倍

6. 文字式による証明

(1) 証明完了
(2) 証明完了

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