1回1800円の講習Xと1回2500円の講習Yを合計10回受けました。どちらの講習も少なくとも1回は受けています。合計の受講料を求める問題です。情報アは講習Xの受講料が15000円以上であること、情報イは講習Yの受講料が5000円以下であることを示しています。情報ア、イのうち、どちらがあれば合計の受講料がわかるかを答えます。

代数学一次方程式不等式応用問題連立方程式
2025/7/12

1. 問題の内容

1回1800円の講習Xと1回2500円の講習Yを合計10回受けました。どちらの講習も少なくとも1回は受けています。合計の受講料を求める問題です。情報アは講習Xの受講料が15000円以上であること、情報イは講習Yの受講料が5000円以下であることを示しています。情報ア、イのうち、どちらがあれば合計の受講料がわかるかを答えます。

2. 解き方の手順

Xの受講回数をx, Yの受講回数をyとすると、以下の式が成り立ちます。
x+y=10x + y = 10
合計の受講料をSとすると、
S=1800x+2500yS = 1800x + 2500y
情報アから、
1800x150001800x \ge 15000
x15000/1800=8.333...x \ge 15000/1800 = 8.333...
xは整数なので、x9x \ge 9となります。
x+y=10x + y = 10なので、y1y \le 1となります。
ただし、yは少なくとも1なので、y=1y=1となり、x=9x=9と確定します。
したがって、S=1800×9+2500×1=16200+2500=18700S = 1800 \times 9 + 2500 \times 1 = 16200 + 2500 = 18700円と求まります。
情報イから、
2500y50002500y \le 5000
y5000/2500=2y \le 5000/2500 = 2
yは整数なので、y2y \le 2となります。
x+y=10x + y = 10なので、x8x \ge 8となります。
x, yは少なくとも1なので、x1,y1x \ge 1, y \ge 1である必要があります。
y=1のとき、x=9となり、S=1800×9+2500×1=16200+2500=18700S = 1800 \times 9 + 2500 \times 1 = 16200 + 2500 = 18700
y=2のとき、x=8となり、S=1800×8+2500×2=14400+5000=19400S = 1800 \times 8 + 2500 \times 2 = 14400 + 5000 = 19400
したがって、受講料は一意に定まりません。
以上より、情報アだけがあれば合計の受講料がわかりますが、情報イだけではわかりません。

3. 最終的な答え

A

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