濃度5%の食塩水$x$ gと濃度15%の食塩水200 gを混ぜたとき、濃度が7%以上になるような、$x$のとりうる値の範囲を求める問題です。

代数学不等式文章問題濃度一次不等式
2025/7/12

1. 問題の内容

濃度5%の食塩水xx gと濃度15%の食塩水200 gを混ぜたとき、濃度が7%以上になるような、xxのとりうる値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

混ぜる前の食塩の量の合計は、
0.05x+0.15×2000.05x + 0.15 \times 200
混ぜた後の食塩水の量は、x+200x + 200 gです。
混ぜた後の食塩水の濃度は、0.05x+0.15×200x+200\frac{0.05x + 0.15 \times 200}{x + 200}で表されます。
これが7%以上であるという不等式を立てます。
0.05x+0.15×200x+2000.07\frac{0.05x + 0.15 \times 200}{x + 200} \geq 0.07
これを解きます。
まず、両辺にx+200x + 200をかけます。ここで、x+200>0x + 200 > 0なので、不等号の向きは変わりません。
0.05x+0.15×2000.07(x+200)0.05x + 0.15 \times 200 \geq 0.07(x + 200)
0.05x+300.07x+140.05x + 30 \geq 0.07x + 14
30140.07x0.05x30 - 14 \geq 0.07x - 0.05x
160.02x16 \geq 0.02x
x160.02x \leq \frac{16}{0.02}
x800x \leq 800
また、xxは正の数なので、x>0x > 0となります。

3. 最終的な答え

0<x8000 < x \leq 800

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