円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=4, BC=2, DA=3, AC=4である。線分ACと線分BDの交点をEとする。 (1) $\cos{\angle ABC}$と円Pの半径を求める。 (2) CDと$\cos{\angle BAD}$を求める。 (3) BEと三角形ABEの内接円の半径を求める。
2025/7/13
1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=4, BC=2, DA=3, AC=4である。線分ACと線分BDの交点をEとする。
(1) と円Pの半径を求める。
(2) CDとを求める。
(3) BEと三角形ABEの内接円の半径を求める。
2. 解き方の手順
(1) において、余弦定理より
正弦定理より、 (Rは円Pの半径)
より
(∵ は三角形の内角なので正)
よって、
(2) 四角形ABCDは円に内接するので、
よって、
において、余弦定理より
CD > 0より、
なので、
において、余弦定理より
において、余弦定理より
よって、
(3) より、
より、
だから、
より、
, なので、、
だから、, ,
より、
また、より、なので、
より、
において、内接円の半径をrとすると、
の面積Sは、
また、
において、だったので、
3. 最終的な答え
(1) , 円Pの半径は
(2) ,
(3) , 三角形ABEの内接円の半径は