2つの直線 $l: y = -x + 8$ と $m: y = \frac{1}{2}x + 10$ があります。点Pは直線m上を$-20 \le x \le -\frac{4}{3}$ の範囲で動きます。長方形PQRSが作られるとき、以下の問いに答えます。 (1) 点Pのx座標が-4のとき、点Sの座標を求めます。 (2) 四角形PQRSが正方形になるとき、点Pの座標を求めます。

幾何学座標平面直線長方形正方形座標方程式
2025/7/13

1. 問題の内容

2つの直線 l:y=x+8l: y = -x + 8m:y=12x+10m: y = \frac{1}{2}x + 10 があります。点Pは直線m上を20x43-20 \le x \le -\frac{4}{3} の範囲で動きます。長方形PQRSが作られるとき、以下の問いに答えます。
(1) 点Pのx座標が-4のとき、点Sの座標を求めます。
(2) 四角形PQRSが正方形になるとき、点Pの座標を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点Pのx座標が-4のとき、点Pのy座標は y=12(4)+10=2+10=8y = \frac{1}{2}(-4) + 10 = -2 + 10 = 8 となります。したがって、点Pの座標は(-4, 8)です。
点Sは直線l上にあり、点Pと同じy座標を持ちます。点Sのy座標は8です。点Sのx座標を求めるために、直線lの式にy=8を代入します。
8=x+88 = -x + 8
x=0x = 0
したがって、点Sの座標は(0, 8)です。
(2) 四角形PQRSが正方形になる場合を考えます。点Pのx座標をpとすると、点Pのy座標は12p+10\frac{1}{2}p + 10です。したがって、点Pの座標は(p,12p+10)(p, \frac{1}{2}p + 10)です。
点Sは直線l上にあり、y座標は点Pと同じ12p+10\frac{1}{2}p + 10です。点Sのx座標をsとすると、12p+10=s+8 \frac{1}{2}p + 10 = -s + 8 が成り立ちます。したがって、s=12p2 s = -\frac{1}{2}p - 2 です。点Sの座標は (12p2,12p+10)(-\frac{1}{2}p - 2, \frac{1}{2}p + 10) です。
正方形なので、辺の長さは等しくなります。辺PSの長さは、sp=12p2p=32p2s - p = -\frac{1}{2}p - 2 - p = -\frac{3}{2}p - 2です。辺PQの長さは、点Pと点Qのy座標の差です。点Qのy座標は0なので、PQの長さは12p+10\frac{1}{2}p + 10です。
したがって、32p2=12p+10 -\frac{3}{2}p - 2 = \frac{1}{2}p + 10
3p4=p+20-3p - 4 = p + 20
4p=24-4p = 24
p=6p = -6
点Pの座標は(6,12(6)+10)=(6,3+10)=(6,7)(-6, \frac{1}{2}(-6) + 10) = (-6, -3 + 10) = (-6, 7)です。

3. 最終的な答え

(1) 点Sの座標は(0, 8)です。
(2) 点Pの座標は(-6, 7)です。

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