3点A(-1, 1), B(2, 0), C(0, 4)を通る円の方程式を求める問題です。

幾何学円の方程式座標平面
2025/7/13

1. 問題の内容

3点A(-1, 1), B(2, 0), C(0, 4)を通る円の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおきます。
この円が点A, B, Cを通るので、それぞれの点の座標を代入して以下の3つの式を得ます。
点A(-1, 1)を代入:
(1)2+12+l(1)+m(1)+n=0(-1)^2 + 1^2 + l(-1) + m(1) + n = 0
1+1l+m+n=01 + 1 - l + m + n = 0
l+m+n=2-l + m + n = -2 ...(1)
点B(2, 0)を代入:
22+02+l(2)+m(0)+n=02^2 + 0^2 + l(2) + m(0) + n = 0
4+2l+n=04 + 2l + n = 0
2l+n=42l + n = -4 ...(2)
点C(0, 4)を代入:
02+42+l(0)+m(4)+n=00^2 + 4^2 + l(0) + m(4) + n = 0
16+4m+n=016 + 4m + n = 0
4m+n=164m + n = -16 ...(3)
(2)より n=2l4n = -2l - 4 。これを(1)と(3)に代入します。
(1)に代入:
l+m+(2l4)=2-l + m + (-2l - 4) = -2
3l+m=2-3l + m = 2 ...(4)
(3)に代入:
4m+(2l4)=164m + (-2l - 4) = -16
2l+4m=12-2l + 4m = -12
l+2m=6-l + 2m = -6 ...(5)
(4)より m=3l+2m = 3l + 2 。これを(5)に代入します。
l+2(3l+2)=6-l + 2(3l + 2) = -6
l+6l+4=6-l + 6l + 4 = -6
5l=105l = -10
l=2l = -2
m=3l+2=3(2)+2=6+2=4m = 3l + 2 = 3(-2) + 2 = -6 + 2 = -4
n=2l4=2(2)4=44=0n = -2l - 4 = -2(-2) - 4 = 4 - 4 = 0
したがって、l=2,m=4,n=0l = -2, m = -4, n = 0なので、円の方程式は
x2+y22x4y=0x^2 + y^2 - 2x - 4y = 0
(x1)21+(y2)24=0(x - 1)^2 - 1 + (y - 2)^2 - 4 = 0
(x1)2+(y2)2=5(x - 1)^2 + (y - 2)^2 = 5

3. 最終的な答え

(x1)2+(y2)2=5(x - 1)^2 + (y - 2)^2 = 5
または
x2+y22x4y=0x^2 + y^2 - 2x - 4y = 0

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