半径1の円Cの中心Oから距離4だけ離れた点Lから円Cに2本の接線を引く。接点をそれぞれM, Nとする。 (1) 三角形LMNの面積を求める。 (2) 三角形LMNの内接円の半径rと、三角形LMNの外接円の半径Rをそれぞれ求める。
2025/7/13
1. 問題の内容
半径1の円Cの中心Oから距離4だけ離れた点Lから円Cに2本の接線を引く。接点をそれぞれM, Nとする。
(1) 三角形LMNの面積を求める。
(2) 三角形LMNの内接円の半径rと、三角形LMNの外接円の半径Rをそれぞれ求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、OMとOL、ONとOLはそれぞれ直交する。したがって、三角形OMNは、OM = ON = 1, OL = 4の直角三角形となる。
である。三平方の定理より、。
の中点をPとすると、となる。とは相似である。
より、
三角形LMNの面積は
(2)
内接円の半径rを求める。
三角形LMNの面積Sは、
(1)より、だから、
外接円の半径Rを求める。
正弦定理より、
.
3. 最終的な答え
(1) 三角形LMNの面積:
(2) 内接円の半径r:
外接円の半径R: 2