直線 $3x - 2y - 6 = 0$ を $l$ とするとき、直線 $l$ に関して点 $A(-1, 2)$ と対称な点 $B$ の座標を求めよ。

幾何学直線点対称座標傾き垂直条件連立方程式
2025/7/13

1. 問題の内容

直線 3x2y6=03x - 2y - 6 = 0ll とするとき、直線 ll に関して点 A(1,2)A(-1, 2) と対称な点 BB の座標を求めよ。

2. 解き方の手順

BB の座標を (p,q)(p, q) とおく。
AABB の中点 MM は、直線 ll 上にある。
MM の座標は (1+p2,2+q2)(\frac{-1+p}{2}, \frac{2+q}{2}) である。
これが直線 ll 上にあるので、
3(1+p2)2(2+q2)6=03(\frac{-1+p}{2}) - 2(\frac{2+q}{2}) - 6 = 0
これを整理すると、
3(1+p)2(2+q)12=03(-1+p) - 2(2+q) - 12 = 0
3+3p42q12=0-3 + 3p - 4 - 2q - 12 = 0
3p2q=193p - 2q = 19 ...(1)
また、直線 ABAB は直線 ll と垂直である。
直線 ABAB の傾きは q2p(1)=q2p+1\frac{q - 2}{p - (-1)} = \frac{q - 2}{p + 1} である。
直線 ll の傾きは 32\frac{3}{2} である。
垂直条件より、
q2p+1×32=1\frac{q - 2}{p + 1} \times \frac{3}{2} = -1
3(q2)=2(p+1)3(q - 2) = -2(p + 1)
3q6=2p23q - 6 = -2p - 2
2p+3q=42p + 3q = 4 ...(2)
(1)と(2)の連立方程式を解く。
(1)×3 + (2)×2 より
9p6q+4p+6q=57+89p - 6q + 4p + 6q = 57 + 8
13p=6513p = 65
p=5p = 5
(2)に代入して、
2(5)+3q=42(5) + 3q = 4
10+3q=410 + 3q = 4
3q=63q = -6
q=2q = -2

3. 最終的な答え

点Bの座標は (5,2)(5, -2)

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