直角三角形ABCがあり、点Pは点Aから出発し、秒速2cmで辺AB、BC上を移動します。点PがAを出発してからx秒後の三角形APCの面積をy cm^2とするとき、以下の問いに答えます。 (1) 点PがAを出発してからCに着くまでのxとyの関係をグラフに表しなさい。 (2) $y=18$となるxの値をすべて求めなさい。

幾何学三角形面積グラフ一次関数
2025/7/14
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。

1. 問題の内容

直角三角形ABCがあり、点Pは点Aから出発し、秒速2cmで辺AB、BC上を移動します。点PがAを出発してからx秒後の三角形APCの面積をy cm^2とするとき、以下の問いに答えます。
(1) 点PがAを出発してからCに着くまでのxとyの関係をグラフに表しなさい。
(2) y=18y=18となるxの値をすべて求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) グラフ作成
まず、点Pが辺AB上にあるときを考えます。
点PがAを出発してからx秒後のAPの長さは2x2x cmです。
このとき、三角形APCの面積yは、底辺をAP、高さをBCと見なすと、
y=12×2x×10=10xy = \frac{1}{2} \times 2x \times 10 = 10xとなります。
ただし、点Pが点Bに到達するまでの時間を考えます。
ABの長さは6cmなので、かかる時間は6/2=36/2 = 3秒です。
したがって、0x30 \leq x \leq 3のとき、y=10xy = 10xとなります。
x=3x=3のとき、y=10×3=30y=10 \times 3 = 30です。
次に、点Pが辺BC上にあるときを考えます。
点PがAを出発してからx秒後のPはBC上にあり、BからPCの長さは、2(x3)2(x-3) cmです。
このとき、三角形APCの面積yは、底辺をPC、高さをABと見なすと、
y=12×(102(x3))×6=3(102x+6)=3(162x)=486xy = \frac{1}{2} \times (10 - 2(x-3)) \times 6 = 3(10 - 2x + 6) = 3(16 - 2x) = 48 - 6xとなります。
点Pが点Cに到達するまでの時間を考えます。
BCの長さは10cmなので、かかる時間は10/2=510/2 = 5秒。点PがBに到達するまでに3秒かかっているので、合計時間は3+5=83+5=8秒です。
したがって、3x83 \leq x \leq 8のとき、y=486xy = 48 - 6xとなります。
x=8x=8のとき、y=486×8=0y=48-6 \times 8 = 0です。
グラフは、0x30 \leq x \leq 3で直線y=10xy=10x3x83 \leq x \leq 8で直線y=486xy=48-6xとなる折れ線グラフとなります。
グラフ用紙にプロットすると、以下のようになります。
* (0, 0)
* (3, 30)
* (8, 0)
(2) y=18y=18となるxの値
まず、0x30 \leq x \leq 3の範囲で、y=10x=18y = 10x = 18となるxを求めます。
10x=1810x = 18より、x=1.8x = 1.8
1.81.80x30 \leq x \leq 3を満たすので、x=1.8x = 1.8は解です。
次に、3x83 \leq x \leq 8の範囲で、y=486x=18y = 48 - 6x = 18となるxを求めます。
486x=1848 - 6x = 18より、6x=306x = 30なので、x=5x = 5
553x83 \leq x \leq 8を満たすので、x=5x = 5は解です。

3. 最終的な答え

(1) グラフは上記参照。
(2) x=1.8,5x = 1.8, 5

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