問題は3つあります。 [5] 円 $x^2 + y^2 = 26$ と直線 $y = x - 4$ の共有点の座標を求めます。 [6] 円 $x^2 + y^2 = 40$ 上の点 $(6, -2)$ における接線の方程式を求めます。 [7] 点 $(5, 0)$ から円 $x^2 + y^2 = 9$ に引いた接線の方程式のうち、傾きが負のものを求めます。

幾何学直線接線座標
2025/7/14

1. 問題の内容

問題は3つあります。
[5] 円 x2+y2=26x^2 + y^2 = 26 と直線 y=x4y = x - 4 の共有点の座標を求めます。
[6] 円 x2+y2=40x^2 + y^2 = 40 上の点 (6,2)(6, -2) における接線の方程式を求めます。
[7] 点 (5,0)(5, 0) から円 x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 に引いた接線の方程式のうち、傾きが負のものを求めます。

2. 解き方の手順

[5]
x2+y2=26x^2 + y^2 = 26 と直線 y=x4y = x - 4 の共有点を求めるには、直線の方程式を円の方程式に代入します。
x2+(x4)2=26x^2 + (x-4)^2 = 26
x2+x28x+16=26x^2 + x^2 - 8x + 16 = 26
2x28x10=02x^2 - 8x - 10 = 0
x24x5=0x^2 - 4x - 5 = 0
(x5)(x+1)=0(x - 5)(x + 1) = 0
x=5x = 5 または x=1x = -1
x=5x = 5 のとき、y=54=1y = 5 - 4 = 1
x=1x = -1 のとき、y=14=5y = -1 - 4 = -5
したがって、共有点の座標は (5,1)(5, 1)(1,5)(-1, -5) です。
[6]
x2+y2=40x^2 + y^2 = 40 上の点 (6,2)(6, -2) における接線の方程式は、6x2y=406x - 2y = 40 で与えられます。
3xy=203x - y = 20
したがって、接線の方程式は 3xy=203x - y = 20 です。
[7]
接点 P(p,q)P(p, q) は円 x2+y2=9x^2 + y^2 = 9 の周上にあるので、p2+q2=9p^2 + q^2 = 9 ...(i) が成り立ちます。
PP における円の接線の方程式は、px+qy=9px + qy = 9 ...(ii) と表されます。
この直線が点 (5,0)(5, 0) を通るので、5p+0q=95p + 0q = 9 より、5p=95p = 9、したがって p=95p = \frac{9}{5} となります。
(i) に p=95p = \frac{9}{5} を代入すると、(95)2+q2=9(\frac{9}{5})^2 + q^2 = 9
8125+q2=9\frac{81}{25} + q^2 = 9
q2=98125=2258125=14425q^2 = 9 - \frac{81}{25} = \frac{225 - 81}{25} = \frac{144}{25}
q=±14425=±125q = \pm \sqrt{\frac{144}{25}} = \pm \frac{12}{5}
傾きが負であることから、q=125q = -\frac{12}{5}
したがって、接線の方程式は 95x125y=9\frac{9}{5}x - \frac{12}{5}y = 9
9x12y=459x - 12y = 45
3x4y=153x - 4y = 15

3. 最終的な答え

[5] (5, 1), (-1, -5)
[6] 3x - y = 20
[7] 3x - 4y = 15

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