与えられた図において、指定された線分の長さを方べきの定理を用いて求める問題です。 (1)では、点Cは円の接点であるという条件が与えられています。

幾何学方べきの定理線分の長さ幾何
2025/7/14

1. 問題の内容

与えられた図において、指定された線分の長さを方べきの定理を用いて求める問題です。
(1)では、点Cは円の接点であるという条件が与えられています。

2. 解き方の手順

(1) 線分PCの長さを求める。
方べきの定理より、PC2=PBPAPC^2 = PB \cdot PAが成り立ちます。
図から、PB=2PB = 2PA=PB+BA=2+6=8PA = PB + BA = 2 + 6 = 8とわかります。
したがって、PC2=28=16PC^2 = 2 \cdot 8 = 16となります。
PC>0PC > 0であるから、PC=16=4PC = \sqrt{16} = 4となります。
(2) 線分CDの長さを求める。
方べきの定理より、PCPD=PBPAPC \cdot PD = PB \cdot PA が成り立ちます。
図から、PB=3PB = 3PA=PB+BA=3+5=8PA = PB + BA = 3 + 5 = 8PD=4PD = 4とわかります。
したがって、CD=38+42=24+16=40=210CD = \sqrt{3\cdot 8 + 4^2}=\sqrt{24+16}=\sqrt{40}=2\sqrt{10} となります。
(3)線分PC、BDの長さを求める。
方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PDPCPD=PAPBPC \cdot PD = PA \cdot PB が成り立ちます。
PA=3PA=3, PB=4PB=4, PC=4PC=4, PD=6PD=6とわかります。
方べきの定理より、PCPD=PAPB+PAABPC \cdot PD = PA \cdot PB + PA \cdot AB が成り立ちます。
4BD=3(3+6)4 \cdot BD =3 \cdot (3+6)
4BD=274BD= 27
BD=27/4BD=27/4
よって、BD=27/4BD = 27/4

3. 最終的な答え

(1) 線分PCの長さは4です。
(2) 線分CDの長さは2102\sqrt{10}です。
(3) 線分BDの長さは27/427/4です。

「幾何学」の関連問題

三角比の問題で、以下の2つの小問を解く必要があります。 (1) $\cos A = \frac{4}{5}$ のとき、$\sin A$と$\tan A$の値を求める。 (2) $\sin A = \f...

三角比三角関数sincostan相互関係
2025/7/14

三角形ABCがあり、$AB=9$, $AC=6$である。角BACの二等分線と辺BCの交点をDとする。点Bを通る円Oがあり、円Oは点Cで直線ACに接している。また、円Oと辺ABの交点のうち、点Bでない方...

三角形角の二等分線接弦定理相似メネラウスの定理
2025/7/14

一辺の長さが2の正六角形$A_1$がある。その面積を$S_1$とする。$A_1$の各辺の中点を頂点とする正六角形を$A_2$とし、その面積を$S_2$とする。以下同様に、正六角形$A_{n-1}$の各...

正六角形面積等比数列数列図形
2025/7/14

直線 $y = -x + k$ と円 $x^2 + y^2 + 6x - 16 = 0$ について、以下の2つの問いに答える。 (1) 直線と円が共有点を持つときの $k$ の範囲を求める。 (2) ...

直線共有点弦の長さ点と直線の距離
2025/7/14

点 $(\sqrt{5}, 0)$ と $(-\sqrt{5}, 0)$ からの距離の差が 4 である点 P の軌跡を H とする。 (1) H の方程式を求めよ。 (2) H の漸近線を $l_1$...

双曲線軌跡接線面積
2025/7/14

$xy$平面において、方程式 $x^2+y^2-6x-8y+a=0$ が円を表すような定数 $a$ の値の範囲を求め、さらに、2つの円 $x^2+y^2-6x-8y+a=0$ と $x^2+y^2=1...

方程式交点半径中心不等式
2025/7/14

(1) $\tan(90^\circ - \theta) \tan(180^\circ - \theta)$ を簡単にせよ。 (2) (ア) $\sin 100^\circ$, $\cos 130^\...

三角比三角関数の加法定理角度変換
2025/7/14

座標平面上に点 $(0,2)$ を通り半径が $\sqrt{5}$ である円 $C: x^2+y^2-2ax-6y+b=0$ がある。ただし、$a$ を正の定数、$b$ を定数とする。 (1) $a,...

接線座標平面方程式
2025/7/14

$xy$平面上において、方程式 $x^2+y^2-6x-8y+a=0$ が円を表すような定数 $a$ の値の範囲を求め、さらに、2つの円 $x^2+y^2-6x-8y+a=0$ と $x^2+y^2=...

円の方程式交点中心半径
2025/7/14

座標平面上に、点 $(0, 2)$ を通り半径が $\sqrt{5}$ である円 $C: x^2 + y^2 - 2ax - 6y + b = 0$ がある。ただし、$a$ は正の定数、$b$ は定数...

接線座標平面方程式
2025/7/14