1. 問題の内容
与えられた角度の動径を図示する問題です。ここでは、選択肢の中から動径を特定するのではなく、各角度の動径がどの位置にあるか(どの象限にあるか)を考えます。
2. 解き方の手順
動径の位置を判断するには、角度を360度で割った余りを考えることが重要です。360度の整数倍を足したり引いたりしても、動径の位置は変わりません。
各角度について計算します。
(1) :
よって、動径は の位置と同じで、第2象限にあります。
(2) :
よって、動径は の位置と同じで、第1象限にあります。
(3)
は、そのままで、第3象限にあります。
(4) :
または
よって、動径は の位置、または と同じで、第4象限にあります。
(5) :
よって、動径は の位置と同じで、y軸の正の部分にあります。
(6)
よって、動径は の位置と同じで、第2象限にあります。
3. 最終的な答え
各角度の動径の位置は以下の通りです。
(1) :第2象限
(2) :第1象限
(3) :第3象限
(4) :第4象限
(5) :y軸の正の部分
(6) :第2象限