2点A(3, -2), B(1, 4)と点C(-1, 1)が与えられている。 (5) △ABCの重心の座標を求めよ。 (6) △ABCの面積を求めよ。 (7) 点Cを通り、△ABCの面積を2等分する直線の方程式を求めよ。

幾何学座標平面三角形重心面積直線の方程式ベクトルの内積
2025/7/13

1. 問題の内容

2点A(3, -2), B(1, 4)と点C(-1, 1)が与えられている。
(5) △ABCの重心の座標を求めよ。
(6) △ABCの面積を求めよ。
(7) 点Cを通り、△ABCの面積を2等分する直線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(5) 重心の座標は、各頂点の座標の平均を取ることで求められます。
重心Gの座標を(x_G, y_G)とすると、
xG=3+1+(1)3=33=1x_G = \frac{3 + 1 + (-1)}{3} = \frac{3}{3} = 1
yG=2+4+13=33=1y_G = \frac{-2 + 4 + 1}{3} = \frac{3}{3} = 1
したがって、重心Gの座標は(1, 1)です。
(6) △ABCの面積は、ベクトルABとベクトルACを用いて計算できます。
ベクトルAB = (1 - 3, 4 - (-2)) = (-2, 6)
ベクトルAC = (-1 - 3, 1 - (-2)) = (-4, 3)
面積Sは、
S=12(2)×36×(4)=126+24=1218=9S = \frac{1}{2} |(-2) \times 3 - 6 \times (-4)| = \frac{1}{2} |-6 + 24| = \frac{1}{2} |18| = 9
したがって、△ABCの面積は9です。
(7) 点Cを通り、△ABCの面積を2等分する直線は、線分ABの中点を通る必要があります。
ABの中点Mの座標は、
M=(3+12,2+42)=(2,1)M = (\frac{3+1}{2}, \frac{-2+4}{2}) = (2, 1)
点C(-1, 1)と点M(2, 1)を通る直線の方程式を求めます。
直線の傾きは、
m=112(1)=03=0m = \frac{1 - 1}{2 - (-1)} = \frac{0}{3} = 0
したがって、直線はy = 1です。

3. 最終的な答え

(5) 重心の座標: (1, 1)
(6) △ABCの面積: 9
(7) 面積を2等分する直線の方程式: y = 1

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